張在亨牧師や韓国クリスチャントゥデイに対する異端捏造事件に関して、イ・ドンジュン氏が再臨主講義を受けたというキム・ヘラン宣教師がそのような講義をしたことはないと否定する証言をし、その内容が2008年9月16日付けで韓国クリスチャントゥデイに掲載されました。この内容はニュースパワー等の韓国の他のキリスト教メディアにも送付され、公平な報道のために掲載されています。以下にその和訳を紹介します。原文は、「이동준 씨의 기자회견에 대한 반박문」です。
11日、崔三卿牧師がイ・ドンジュンさんを証言者として前面に出し、張在亨牧師に異端疑惑があるかのように主張したことと関連し、イ・ドンジュンさんの証言で言及されたキム・ヘラン宣教師が反論文を出し、イ氏の主張と相反する主張を繰り広げた。
キム・ヘラン宣教師はこの反論文で、自分が張在亨牧師を再臨主と教えたことがなく、イ・ドンジュンさんが老会長(日本の長老派教会では中会長に相当)を歴任したことがないと主張した。 一方、イ・ドンジュンさんは同日の記者会見で、自分が韓国クリスチャントゥデイの元広告局長を歴任したと偽りの証言をした。 次はキム・ヘラン宣教師の反論文全文。
イ・ドンジュンさんの記者会見に対する反論文
こんにちは、私は大韓イエス教長老会ボムネ教会のキム・ヘラン宣教師と申します。 共産圏宣教をしたのでキム・シネという別の名前を使ったこともあります。 私がこのように手紙を差し上げることになった理由は、イ・ドンジュンさんが今日偽りの証言で私が通う教会と私がイ・ドンジュンさんに異端教理を教えたと主張したためです。 私は一時、イ・ドンジュンさんと一緒に信仰生活を送り、イエス・キリストの中で交わりを持っていた者として、真実を明らかにしなければならない責任を感じ、このように貴マスコミに反論文を送ることになりました。
1. 私は張在亨牧師が再臨主だと教えたことがありません。
今日、イ・ドンジュンさんは自分が私の聖書講解を聞いて、張在亨牧師を再び来られたキリストだと告白したと言いました。
しかし、誓いますが、私はそのような異端の教理を教えたことがなく、イ・ドンジュンさんがそのような信仰を持つようになったとすれば、大きく間違っています。 彼の証言の最後に自ら言及したように、張在亨牧師も自ら自分をキリストと教えたことがありません。 むしろ張牧師は彼の誤った信仰を正すために何と3時間も自身はキリストではなくイエスだけが唯一の救いの道であると話したそうです。したがって、彼の主張の核心は、私が張在亨牧師を再臨主だと教え、彼がそのような異端教理を信じたということですが、再び強調しますが、彼がそのように誤って信じたのであって、私がそのように教えたことは一度もありません。
忠州のリゾートで開かれた修養会で張在亨牧師が「贖いの血の十字架」という題のメッセージを伝え洗礼ヨハネについて話したと言いますが、当時の修養会でチャン牧師は一切そのような内容の説教をしたことがありません。 当時の修養会は全国と世界各地から1千人余りが参加し、映像も記録として残っているのにそんな真っ赤な嘘をつくなんて胸が痛いです。 この事実一つだけでも、彼がどれほど偽りの証言をしているかを明らかにします。
2. イ・ドンジュンさんは正式牧師ではなく「インターン・パスター」であり、老会長を歴任したのではなく単純に老会の仕事をしたのだと思います。
イ・ドンジュンさんはOTCS(Olivet Theological College and Seminary)を通して神学を勉強し、「インターン・パスター」の資格を得ました。 しかし、イ・ドンジュンさんの主張のように、老会長を歴任したことはありません。
私はキリスト教の美しい伝統であり聖なる儀式である洗礼についても否定したことはありません。 私の所属教会も定期的に洗礼式を行っており、イ・ドンジュンさんはインターン・パスターだったので、洗礼を執礼する機会がなかっただけでしょう。
ちなみに韓国クリスチャントゥデイに確認してみたところ、イ・ドンジュンさんは韓国クロスマップと韓国クリスチャントゥデイを行き来しながらほんのしばらく働いたことはあるが、韓国クリスチャントゥデイ広告局長を務めたことはなかったということです。 そして彼は自発的に韓国クロスマップと韓国クリスチャントゥデイに入社することになったのであって、会社以外の誰かが発令を出したこともないそうです。
3. 聖婚礼拝は聖なる家庭を作るための運動の一環に過ぎず、統一教の合同結婚式とは関係ありません。
聖婚礼拝は一般結婚式とは別に、お互いの合意を通して信仰の中で聖なる家庭を作ろうという誓いをする礼拝です。 イ・ドンジュンさんもその趣旨に共感して礼拝に参加していましたし、その誓いを記念するために参加者たちが団体で記念指輪を一緒に作ったのです。 ところが、これをまるで統一教の合同結婚式に例えるのは事実と全く異なり、イ・ドンジュンさんの家庭だけでなく、当時礼拝に参加したすべての家庭を辱めるものです。
4. イ・ドンジュンさんは私や張在亨牧師から学んだメッセージを歪曲しています。
私はイ・ドンジュンさんにエルサレムが回復するまで42年という苦難の期間があったように、キリスト教徒も栄光と回復の望みを持って現実の多くの逆境を克服しなければならないと教えたことがあります。 ところが、イ・ドンジュンさんはそう単純に言ったことをゆがめて解釈しています。 日本でもこのような歪曲が起きていたことから、誰かが背後から操作したという心証が強く起こっています。
5. 誰がこの純粋な人をこのようにしたのですか?
イ・ドンジュンさんがたとえ自ら告白したように信仰の混乱を感じながら教会を去ったとしても、私たちの教会の信徒らは彼が新しい人生に満足していて幸せな家庭を築いているという知らせを聞いて彼のために祈り、たまに偶然出会った時も良い交わりを持ちました。 イ・ドンジュンさんもやはり今日の記者会見があるまではいつも私たちの教会に対する懐かしさを持っていました。
また、彼は私たちの教会の中で体験した恵みと愛を証ししたりしました。 キリストの中で神様と和解した者は、すべての人々と和解できるという精神により、あれほど以前に憎んでいた両親とも和解し、霊的な恵みも受け、嬉しい気持ちで信仰生活を送っていたと告白しました。
ところが今日の記者会見で彼は突然急変し虚偽の歪曲された証言をしながらあたかも張在亨牧師と彼が設立した団体が異端集団であるかのように言いたてました。 一体誰がイ・ドンジュンさんに自ら学びもしなかった教理を持ち出すようにし、自らの人生さえ否定する嘘を語るように仕向けたのですか? カウンセリングの基本原則として、両者の立場を十分に考慮しなければならないにもかかわらず、私の意見は聞こうとする試みさえせず、イ・ドンジュンさんの歪曲した主張を持って異端であるかのような操作をしたのはまた誰でしょうか?
私は今日の記者会見で、イ・ドンジュンさんの証言を徹底的に裏から操った崔三卿牧師に注目しています。 彼の三神論異端思想と行状に関する数多くの批判書籍と記事を見て、このような確信がより一層固まっています。 聞いた話では崔三卿牧師が彼の牧師室にイ・ドンジュンさんを呼び、張在亨牧師に対する非難をし、記者会見場でもイ・ドンジュンさんを最初から最後まで連れて行き質問も遮断し返事まで代弁したと聞きました。 私はこんな人が牧師だという事実を信じることができません。 この問題について途方もない怒りを感じながら、最後まで真実を明らかにするために戦うつもりです。
私はとても悲しい気持ちでこの文を結びたいと思います。 イエスの中で共に喜んで交わりをしていた兄弟イ・ドンジュンさんがこのように急変したことに怒りと絶望さえ感じます。 私はイ・ドンジュンさんがもっと深く考え、目を開けてこれ以上真実に背を向けないよう祈ります。
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