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2023年12月23日土曜日

張在亨牧師に関する諸事実

2004年から2011年まで、7年間計4回にわたった韓国基督教総連合会の調査では、崔三卿牧師が張在亨牧師の信仰歴や所属歴を問題化しようとしたが、信仰はキリスト教信仰を一貫して持っており、統一協会に入信したことも、所属したことも、統一協会の教理を信じたことも教えたこともないことが確認された。

韓国政府の文教部(日本文科省に相当)の記録によると、メソジストの聖化神学校が統一協会の成和大学になったのは1994年。張在亨牧師は1994年に統一協会の人々にキリスト教の教理を伝える脱会説得の活動をやめ、それまで聖書を教えていた人たちの群れを世話することに注力するようになった。1994年に大学を休職した張牧師は、それ以降1997年に退職するまでは授業自体をしていなかった。1994年に入学した学生らの中にはクリスチャンもおり、張牧師は彼らのケアをしていた。1998年に彼らが卒業するまでは彼らの面倒を見るという義務的な理由で張牧師は97年まで退職しなかった。このことから張牧師が94年以前に統一神学を教えるというのはあり得ない。また、94年以降にも教えてはいなかった。

韓国では、現代のほとんどの教団では女性牧師を容認している。しかし80年代、90年代当時の長老派の教団はだいたいが女性が牧師になるのに反対だった。張在亨牧師が合同福音教団に入る前に、張在亨牧師と聖書を学んでいた若者たちの中には男性だけでなく女性で牧師になる召命を持ってた人が複数いた。彼らは聖書を学び、イエス・キリストの福音を受け入れ救われ、その救いの喜び故に、自分もその救いを証ししようと伝道者になることを志す思いを神から授かった人たちだ。その思いを無下にせず、教派の壁を超え、女性でも受け入れ、伝道者として育成すると言ってくれたのがメソジストの教団である基督教大韓監理会(保守)だった。イエス・キリストの救いの喜びと、伝道を最も重要視するクリスチャンにとっては、アルミニウス主義とカルヴァン主義の違いなどどうでもよいのだ。伝道への熱い思いのない者が主義の違いにこだわり、党派心に燃えて争うのではないか。

そこで張在亨牧師自身は長老派の教会で生まれ育ったにも関わらず、彼らの信仰的な世話を続けながら、彼らが牧師になることができるよう助けるため、親切に受け入れてくれると表明したメソジストの教団に加入した。基督教大韓監理会(保守)の記録によると、1991年11月1日付の「加入教会地方構成及び教会住所録」にはソウル独地方の教会一覧に、ヒョウォン教会の管理者として張在亨牧師が掲載されている。「ソウル独地方」は基督教大韓監理会(保守)の教区の分け方の一つで、他には「ソウル中央地方」「ソウル地方」「中部地方」などがある。

また、1991年10月23日付の「ソウル独地方(U.C.F)全国教会住所録」にはソウル市内の3教会の他、仁川市、釜山市、大邱市などに12教会があると登録されている。このU.C.F.はUniversity Christian Fellowshipで、張在亨牧師と一緒に聖書を学び、それぞれの地方の大学でイエス・キリストの福音を伝える伝道に励んでいた基督教大韓監理会(保守)の大学生たちの集まりだ。張牧師は相手が誰であろうと分け隔てなくイエス・キリストの福音を伝え伝道していたので、伝えられた相手が統一協会の信者であった場合も差別なく福音を伝えた。その結果、イエス・キリストの十字架と復活が自分の罪を贖うためであったと信じ、救われ、クリスチャンになり、自ら統一協会を脱会した人も含まれていた。もちろん、統一協会と関係ない人たちも伝道活動の結果、群れに加わっていった。福音を伝えさえすれば、無理やり脱会させようとせずとも、人は救われ、クリスチャンになることができる。そのような力が神にあると神の愛と正義と全知全能の力に信頼して、イエス・キリストを伝えるだけで良いのだということを、張牧師のキリスト教宣教活動は証明している。

張牧師たちの群れは基督教大韓監理会(保守)に財政的に貢献できるような裕福さはなかった。むしろ張牧師みずから卸売りから買い取ったスポンジやチョコレートを路上で売って生活費を稼ぐほど貧しかった。1992年5月1日付の「教団事務所特別基金の支払い」という文書では「教団役員に配当されている事務所特別基金をまだ納付していない役員は添付の明細書を参照して未納の資金をできるだけ早く下記口座を利用して納付してくださればありがたいです」との通知がなされている。一人あたり100万ウォン、92年の為替レート0.1623で計算すると、約16万2300円だ。明細には27人の牧師が記載されている。このうち最初に名前が上がっている教団の代表者であるハン・ドンフン牧師を含めた、6名は完納済み。6名は一部納付済み。張在亨牧師を含めたその他15名が全額未納と記録されている。

この群れは後に基督教大韓監理会(保守)から独立し、基督教大韓監理会(福音)という名となった後、韓国基督教総連合会の設立時からの会員教団である大韓イエス教長老会合同福音教団に合流した。合同福音教団は1912年に創立された教団だ。

2000年10月9日大韓イエス教長老会総会合同福音と国際法人世界インマヌエル財団が共催した第85回期総会で、「大韓イエス教長老会総会(国際)、大韓イエス教長老会(高麗総信)総会法認可及び総会合同で大韓イエス教長老会(国際合同福音)教団に拡大改編・一部教団分立案」が採択された。2002年9月11日合同福音教団は第87回期分立総会で、国際合同福音教団と国際合同福音教団Bと別れた。2003年2月15日教団名を国際合同福音Bから合同福音に変更し、現在の大韓イエス教長老会合同福音教団が成立した。

https://pckr.org/council/history.htm (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=https%3A%2F%2Fpckr.org%2Fcouncil%2Fhistory.htm (日本語訳)

韓国基督教総連合会の調査で、張在亨牧師が悔い改めの覚書を書くようになった経緯は以下のとおり。他の全ての問題提起が異端対策委員会の委員長に却下された崔三卿牧師が、張在亨牧師が大学から退職金をもらったのが悪いとしつこく食い下がった。張在亨牧師は当時の群れの財政的難しさからそうせざるを得なかったと事情を説明し、委員長もその事情を責めることはなく理解した。しかし崔三卿牧師がどうしても諦めないので、委員長が張在亨牧師が悔い改めの覚書を書くことで、調査がこれ以上長引くのを打ち切ろうと提案した。張在亨牧師は結局その提案を呑んで調査は無嫌疑という結果に終わった。

2012年7月11日、韓国基督教総連合会の当時の代表会長を務めていたホン・ジェチョル牧師が、韓国基督教総連合会で起きた崔三卿牧師と張在亨牧師の間の出来事について、事情に疎い米国の韓国系教会に説明する会合で述べた言葉にこの経緯がよく現れている。韓国のキリスト教界の事情に疎いのは、在米韓国系の教会も、日本の教会も同じなので、日本のキリスト教界の人たちも、ホン牧師の説明に耳を傾ける価値はあるはずだ。

https://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/07/blog-post_12.html

ホン牧師は「張在享牧師の教団は、韓基総が最初に作成されたときの創設メンバーに入っている教団である。張在享牧師はそこの元総会長だった。これがどのような私的な感情によるのかは分からないが、崔三卿牧師と張在享牧師の戦いが始まった。だから、崔三卿牧師は張在享牧師の統一協会に加入していた人士だと追求し、異端是非をした。ここで張在享牧師の異端問題が出てくるが私とは関係ないことだ。」と、まずこの問題が自分の任期のだいぶ前から存在していることについて前置きした上で次のように述べた。

「ところが、これを7年間調査した。パク・ジョンスン牧師、イ・ヨンギュ牧師、チェ・ソンギュ牧師、キル・チャヨン牧師、オム・シンヒョン牧師、イ・グァンソン牧師このように代表会長を6代を経て、なんと7年間の戦いである。アメリカにも連絡して張在享牧師を異端に作ろうと総力を傾けた。ところで印刷物の内容を見ると、崔三卿牧師が直接異端相談所長を務めながら、5時間の間対面したりした。米国の張在享牧師を呼んで直接尋問をした。」

「だからパク・ジョンスン牧師も嫌疑なし、イ・ヨンギュ牧師も嫌疑なし、チェ・ソンギュ牧師も嫌疑なし、キル・チャヨン牧師も嫌疑なし、イ・グァンソン牧師も嫌疑なし、オム・シンヒョン牧師も嫌疑なし。6代に渡って嫌疑なしということが延々と出たということだ。その当時の調査を誰がしたのか。崔三卿牧師が直接した。そして崔三卿牧師に味方する合神のパク・ヒョンテク牧師と異端で出てきた人々が異端対策委員会メンバーになって張在享牧師を計画的に殺そうと6年の間意図した。それにもかかわらず、日が変わって、新しい代表会長になるたびに嫌疑なしと出てくる。そして、その調査をしたのは誰だ、まさに崔三卿牧師だ。キリスト教バプテストのハン・ミョングク牧師、代わりにゴ・チャンゴン牧師などすべてが有能な人なのに、この人たちがこのまま委員長をしながら、すべて異端姓がないと自ら述べた。だから、終わった。」

「だから、張在享牧師が「異端対策委員会委員のこれまで陥れた人々すべてを告発して、当時の代表会長ら全部を告発する」と言うからイ・グァンソン牧師が「そのようにはしないで」と言いながら、我々がすべて終わったから和解しようとして「公証をしてあげよう」と言った。だから、当時の代表会長イ・グァンソン牧師、総務キム・ウンテ牧師の名前で、異端の嫌疑がないと公証をしている。終わった。」

逆に、崔三卿牧師は、自身の主張した「三神論」と「月経胎孕論」について、弁明の機会を与えられたのにも関わらず、これに無礼な態度をとり、回答を拒否し、韓国基督教総連合会と韓国基督教総連合会の秩序対策委員会を誹謗した。2011年12月15日韓国基督教総連合会の役員会は崔三卿牧師の三神論と月経胎孕論に対して秩序確立対策委員会の「キリスト論はもちろんのこと神論、救援論、贖罪論を崩す異端的主張」という報告を受けた。韓国基督教総連合会定款と慣例上、各委員会の報告は役員会で受理されることで確定される。役員会は委員会の報告に重大な欠点がないとしてそのまま受理した。

同月27日に開催された韓国基督教総連合会の実行委員会では、これに不満を表明しようとした崔三卿牧師が、議場に許可なく乱入しようとし、最初から出入口で入場を止められたが、出ていくよう言われても無視して、無理やり入り、会場の真ん中に座り、議長の許諾もなしに発言をしようとした末、出席委員によって会議場の外に連れていかれた。これは何かに似てはいないだろうか。「実録 教団紛争史」の第四章で紹介されているように、日本基督教団の平山照次牧師が「日本キリスト教団は、1969年9月11日午後12時、私の眼の前で〈実質的に〉崩壊しました。」と述べたその場を紛争史は「九・一、二の主役たちは、「教会は革命の拠点である」と主張し、実行し始めたのである。反政府、反体制でないものは教会ではないと絶叫して止まなかった。そして、ついに、飯清教団議長が、それに屈したのである。妥協させられてしまった。それは連鎖反応となった。勝ったと連呼する学生、教師たちは、(やくざ)まがいの脅迫や、ヘルメットでの乱入などで、うろたえた教師たちを変節させて行った。」と記録している。

https://nehemiaharchives.blogspot.com/search/label/%E6%95%99%E5%9B%A3%E7%B4%9B%E4%BA%89

教団紛争史が「常議員会は常議員によって運営される。教会役員会は選出された教会役員によって開かれる、という、あまりに当然な原則が、吹き飛ぶように崩壊したのである。教憲第四条の『本教団は教憲および教規の定めるところにしたがって、会議制によりその政治を行う』は、無残に破られたのである。」と嘆くような会議制を破壊し、無視する所業を、韓国で、崔三卿牧師が行っていたのだ。1969年9月11日の日本基督教団と2011年12月15日の韓国基督教総連合会の違いは、暴力を行使する者らの人数だろう。幸いにも崔三卿牧師ら韓国の問題提起者の場合は2人しか議場におらず、無事排除され、「会議は大きな騒ぎもなく終了した」。

2009年9月21日から5日間開催された、大韓イエス教長老会統合教団の教団総会でも、崔三卿牧師は自身の所属する統合教団の会議制を侮り、私物化し、私利私欲のために乱用し、会議にかけないで「韓国クリスチャントゥデイとその設立者である張在享牧師に対して異端擁護言論として決議」させたことは複数回再確認されている。

2010年9月6日から10日にわたって開催された統合教団の第95回総会で「張在享牧師と韓国クリスチャントゥデイに対する異端擁護言論決議」の過程自体に法的欠陥があり不法決議だったことが当時の総会監査委(当時委員長カン·サンヨン長老)監査結果明らかになったという報告が意義なく確定した。また、2016年には統合教団の役員会で(当時総会長チェ・ヨンナム牧師、副総会長イ・ソンヒ牧師)は該当決議が源泉無効化されたことを再確認した。

2023年6月12日韓国クリスチャントゥデイが、大韓イエス教長老会統合教団に公文書を送り、これに対する事実確認を要請し、統合側総会役員会は該当決議に対して「内規の規定により手続きどおり進めず議決定足数違反が確認された」と監査指摘したことと、そのような監査委報告が定期総会に報告され確定したことを事実確認した。2023年6月17日大韓イエス教長老会統合教団が源泉無効であることを事実確認した公文書を韓国クリスチャントゥデイに送付した。2023年9月19日大韓イエス教長老会統合教団の第108回教団総会で監査委員会の報告が定期総会に報告され、確定したことを事実確認、総会で異議なく通過した。

つまり、張在享牧師と韓国クリスチャントゥデイと統合教団との間にあった事実に基づかない否定的な誤解は2010年に解消され、これが周知されるまでに複数回にわたって事実の再確認がなされ、両者の関係は正常化したということだ。

このように状況が整ったことを背景として、2023年11月3日大韓イエス教長老会統合教団総会長キム・ウシク牧師に韓国クリスチャントゥデイがインタビューし、記事が掲載された。

https://www.christiantoday.co.kr/news/357868 (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=https%3A%2F%2Fwww.christiantoday.co.kr%2Fnews%2F357868 (日本語訳)

2023年11月3日しかし、崔三卿牧師と関係の深い左派紙であるニュースNジョイがインタビュー記事が掲載されたことを、2009年の誤った決議を今だにも持ち出して非難する記事を掲載した。

https://www.newsnjoy.or.kr/news/articleView.html?idxno=305851 (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=https%3A%2F%2Fwww.newsnjoy.or.kr%2Fnews%2FarticleView.html%3Fidxno%3D305851  (日本語訳)

これに対し、2023年11月4日統合教団の決議が源泉無効であることを事実確認した統合教団の公文書を、韓国クリスチャントゥデイは紙面で示し、ニュースNジョイの主張が事実ではないことを示す記事を掲載した。

https://www.christiantoday.co.kr/news/357917 (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=https%3A%2F%2Fwww.christiantoday.co.kr%2Fnews%2F357917 (日本語訳)

この両者の応報には以下のような反響があった。

2023年11月9日「ニュースと論壇」が記事「CTは異端擁護言論源泉無効、ニュースNジョイは異端擁護言論請願」で詳しい解説を掲載。「第3回実行委員会で調査対象に追加することを決議した異端擁護言論件は請願や献議や質疑された案件ではなく、93会期専門委員に委嘱されたチェ·サムギョン牧師が会議時に即席で提案して決議したもので、個人によって公的機構である総会異端対策委員会が翻弄されたものだ。」と述べた。

http://lawtimes.net/4915 (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=http%3A%2F%2Flawtimes.net%2F4915  (日本語訳)

2023年11月15日「ゴスペルトゥデイ」に統合教団のイ・ジョンファン牧師が寄稿した記事「断罪の剣、誰が、なぜ振るのか?」の中で、統合教団における経緯を解説し、統合の異端対策委員会の間違いを指摘した。

https://www.gospeltoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=11348 (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=https%3A%2F%2Fwww.gospeltoday.co.kr%2Fnews%2FarticleView.html%3Fidxno%3D11348 (日本語訳)

韓国のキリスト教界の事情は複雑だが、思い込みではなく、事実に基づいて論じる必要がある。

2023年11月15日水曜日

断罪の剣、誰が、なぜ振るうのか?

大韓イエス教長老会統合教団ファルホ教会元老のイ・ジョンファン牧師による2023年11月15日付のゴスペルトゥデイ(韓国語)の記事を紹介します。原文は"[외부 기고] 정죄의 칼, 누가, 왜 휘두르나?"です。

断罪の剣、誰が、なぜ振るうのか?


何事にも手続きが必要だ




















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イエス様が安息日に会堂に入って病気になった人を癒やしたが、その光景を目撃したパリサイ人たちがイエス様に向かって律法を破って安息日に働き「安息日に病気を癒やした」と非難した。 するとイエス様は「安息日は人のためにあるものであり、安息日のために人がいるのではない。 そして安息日であっても、すべきことをしなければならない。 私は自分の仕事をしているのだ。 あなたたちがこのような良い行いに対して私を非難するのが当然なのか?」と間接的な叱責と共に、本質的なことが何なのか知らずに律法だけを前面に出すパリサイ人たちを叱った。


「総会(教団)が異端擁護言論から解除したことがないのに総会長がどうやって異端擁護言論とインタビューができるのか?」として非難する記事が報道された。このような非難の先頭に立った人々が大部分が大韓イエス教長老会統合総会異端対策委員長を歴任した人々だ。 この報道を見ながらイエス様に安息日を犯したと非難したまさにそのパリサイ人たちが思い出した。 本質的な問題については口を閉じたり、自分たちの過ちと責任を回避しながら総会長を非難するその人々は、果たしてキリストの精神が少しでもあるのか本当に気になる。


手続きはすべてのことにおいて非常に重要である。 法と規則で決まっていないとしても、倫理的・道徳的な面で守るべき規範は守らなければならない。 したがって、総会で行われるすべての問題も、手続きと規定に従って行われなければならない。 手続きを無視することで、むしろ本質が損なわれることがどれほど多いのか。 だから手続きを重要に考えるのであり、筆者も総会や老会(日本では中会、教区に相当)で奉仕しながら手続きについての重要性を強調したのも事実だ。


ところが、総会がこのような手続きに違反し、不法に他人に肉体的、精神的、物的被害を与え、長い歳月を苦痛の中で生きるようにしたとすれば、このような総会が果たして公義と真理と愛を語る資格があると同意する人がどれほどいるだろうか。 まさにそのようなことに明け暮れた人々が、総会長に向かって手続きを違反したと非難しているとは、実にあきれたことだ。 「くそまみれの犬がぬかまみれの犬を汚いととがめる」ということわざ(韓国の諺、「五十歩百歩」に相当)は、これを指すようだ。 どれほどの無謀さで、何のためにこんなことを敢行するのだろうか。


この問題の内容をこれから陳述しようと思うが、読者たちは筆者の文を読んで、誰が果たして非難を受けなければならない対象なのか自ら判断してほしい。


異端擁護メディア指定、総会決議なし


第94回大韓イエス教長老会統合教団の教団総会では「異端を支持賛同する5つのキリスト教メディアに関する研究」案を異端対策委員会に送るよう決議し、異端対策委員会はいわゆる異端専門家を自称する牧師と教授などにこの件を研究するよう任せた。 翌年の第95回総会を控えて総会に報告するための同大委実行委員会が集まって異端擁護言論研究を引き受けた専門委員から「異端擁護言論」に指定する対象としてキリスト教メディア7つについて報告を受けた。


ところが報告書には総会が決議して移送した5つのメディアと共に、総会決議や研究依頼がなかった「教会連合新聞」と「クリスチャントゥデイ」の2つのメディアが追加されていた。 そして第95回総会で7つのメディアが異端擁護言論として報告され決議された。 もちろんこの対策委員会の運営内規には「この対策委員会の実行委員会の決議で疑わしい団体や個人を研究調査することができる」と明示されている。 しかし、この件は、同委員会の実行委員会で決議された案件でもなかった。


すると、異端擁護言論として追加された教会連合新聞が研究対象でもないにもかかわらず、自社メディアを追加して報告し、決議した総会決議に手続き上の誤りがあると総会決議を批判した。 筆者はこのような批判が起きるようになった事情を調べた結果、教会連合新聞の主張が間違っていないことを確認し、総会役員会に異端対策委員会に対する特別監査を要請し、役員会の許諾を得て監査委員会の異端対策委員会特別監査が行われた。 監査結果は衝撃的で、総会決議がなされるまで、すべての手続きが不法になされたことが明らかになった。


特別監査報告内容は「1.教会連合新聞とクリスチャントゥデイは最初から研究対象ではない。 2.総会に報告された異端擁護言論報告書の採択が異端対策委員会の議事定足数と議決定足数に違反し、何人かの主導の下で行われた」ということだった。 しかし、同委員会は「最後まで適法に行われた」と偽りの主張を繰り返した。 総会特別監査の公式的な監査報告まで否定した。 良心もないことだ。


ところが問題は、第95回期総会から106回期総会に至るまで、総会役員会と同委員会がこの事実を踏みにじったことだ。 再び公式手続きを通して再研究をするか、それとも総会決議が間違っていると公布し、異端擁護言論から削除するべきだった。 ところが何を恐れたのか歴代総会長たちは皆、あたかも何事もなかったように口を閉ざしてしまった。 このような総会と異端対策委員会の行為は単純に手続きに違反したのではなく、自分たちが自らの良心を偽り、1,500人の総会の総代をだまして、韓国教会をだました犯罪行為だ。


総会も、当時は知らずに決議したものだと主張するかもしれないが、その責任は避けられない。 まるで捜査機関が集団強盗事件を扱いながら、何の関係もない人を事件被疑者に追加して起訴し、刑を受けるようにしたも同然だ。 当事者は無実の獄中生活をしているのだ。 ところが、再捜査で過ちがないことが確認されたなら、当然措置を取って釈放し、悔しさを晴らすことが当然のことではないだろうか。 ところが、無罪の人を罪人にした総会の委員会や総会の委員会の虚偽報告を決議した総会も、誰一人責任を負う人がいないまま、13年にわたって閉じ込めたのだ。 こんな団体をどうしてキリスト教団体と言えるのか! さらに異端対策委員会は、さまざまな理由をつけて、両マスコミをさらに締め付けた。 これに激怒した教会連合新聞は総会を相手に裁判所に訴訟を提起し、最高裁は総会が不法を犯したという確定判決を下した。 大韓イエス教長老会統合教団は大韓民国憲法や法律を守らなくてもいい治外法権地帯なのか?


総会の不法でこれら2つのマスコミは精神的、物質的被害だけでなく、韓国のキリスト教界で異端擁護言論という汚点を被ったまま13年を過ごしてきた。 クリスチャントゥデイは設立者であるイム·ソンス社長(牧師)が退き、会社のすべての株式を社員に配分し、後を継いで現在リュ·ジェグァン氏が社長兼記者として勤務する典型的な社員中心会社として知られている。 2代目社長に就任した柳社長は、クリスチャントゥデイと職員たちの名誉回復のために、統合総会に第94回総会監査委員会の異端対策委員会報告のうち、関連内容に対する特別監査の結果についての事実確認を総会に要請し、第107回期総会長(イ・ソンチャン牧師)は上記のような違法事実があったことを認める確認書を送った。 総会が不法行為をしたことを認めたのである。 そして、クリスチャントゥデイに再審手続きを案内することにした。


何もしないよりはましだと言うかもしれないが、総会長のこのような仕事の処理の仕方は正当ではない。 総会が誤ったことが明らかになれば、まず被害を与えた当事者に謝罪からしなければならない。 そして決議解除の次元で、総会役員会の決議で不法にクリスチャントゥデイを異端擁護報道をした人たちに対する法的措置を取る一方、総会に当時の決議を自ら取り消す報告をしなければならない。 しかし、総会の最高責任者である総会長は、まるで自分たちは何の過ちもないかのように再審を案内することにしたと報告した。 再審を案内した? 罪のない人を罪人にして13年間獄中生活をさせ「釈放される方法を教えるから、自分で勝手にしろ」というやり方だ。 罪がなければ赦しを請うべき人は「罪に定めた人」であって、「冤罪を被った人」ではない。 ところが、再び審査を要請すれば、よく見て許すかどうかをするということだ。 このようなことを「盗人猛々しい」という。 「控訴取り下げ」という言葉も聞いたことがないのか。


クリスチャントゥデイは一体何をしたというので異端を擁護するメディアと呼ばれるのか? 総会の異端対策委員会は「統一協会を脱退してプロテスタントになった張在亨氏が設立したメディアだからだ」という。 それでは張在亨氏に対して、大韓イエス教長老会統合はどのような決定を下したのか。 「鋭意注視」だった。 異端でもなく似非でもなく、彼の行動を見守るという意味だ。 異端でもないのに、彼が作ったメディアを異端擁護言論だと断罪をした? あきれたことだ。 これが大韓イエス教長老会統合教団の異端対策委員会の過去の姿だった。


根拠もなく他の教会や団体を簡単に異端として断罪してきた大韓イエス教長老会統合も、韓国教界の半分以上が異端だと断罪したWCCの会員教団ではないか。 誰が誰を異端や異端擁護言論と呼ぶのか。 身内や権力者に対しては尻尾を下げ、弱者を見ると吠える犬のように、これまで浅はかな見識で他の教会や牧師を総会を利用してネズミのように扱ってきた統合総会の異端対策委員会は本当に反省しなければならない。 しかし、歴代の異端対策委員長を務めた人の一部は反省するどころか、某マスコミを通してキム·ウィシク総会長を批判しているので、同じ教団に属した牧師であることが恥ずかしいばかりだ。


今や大韓イエス教長老会統合総会は教会連合新聞が総会長の事実確認書もなしに最高裁に提訴し「第95回総会の異端対策委員会報告は無効」という判決を受けたが、クリスチャントゥデイに送った総会長の事実確認書まで加えられ、民事訴訟(損害賠償)を請求する場合、総会は莫大な賠償をしなければならない状況に置かれたのだ。 それにもかかわらず、第107回期総会長はクリスチャントゥデイに総会の不法を認める事実確認書を発行した。 このようにした理由は、今は赦しと和解をしなければならない時期だと判断したためだ。 そこで、このような事実を第108回総会役員会報告書にもそのまま記録し、報告した。


断罪の剣


「和解と癒やし」を総会テーマに掲げたキム·ウィシク総会長は、前任の総会長の深い意志を理解し、和解の手を差し出す心境でクリスチャントゥデイとのインタビューに応じたと見られる。 総会長のインタビューが非難されることか? 自分たちが犯した過ちを代わりに悔悟する気持ちで被害者に手を差し出したことが、果たして非難されることなのか問いたい。 このような内容については最初から言及せず、一部のマスコミがいわゆる異端鑑別士たちの口になって総会長のインタビューを非難している。 総会長を「異端言論擁護者」にしたいようだ。 確かに総会で「異端断罪」という最も強力な剣を持っている異端対策委員会の委員長を務めていた人々だから、総会長一人くらい異端擁護者にすることは簡単なことかもしれない。 しかし「天におられる方が見ておられる」ということは知っておくべきである。


キム·ウィシク総会長に向かって、あらゆる毒舌を浴びせたのがわずか数日前であり、時が来たと考えているようだ。 ある面では、このような報道(?)をする者たちは、キリスト教メディアの中で最も多くの読者を持つのがクリスチャントゥデイだから、これを機会に叩いているという側面もなくはないようだ。


安息日に病気を治したと、律法を犯したとイエス様を非難したパリサイ人たちが今日再び登場し、総会という権力を利用して罪のない者を誣告し苦痛を与えたことも足りず、不法を行った自分たちに代わって、過ちを認めて和解の手を差し出す総会長に向かって手続きに違反したと非難する姿から、昔も今も悪人たちはその中で持続的に悪を吐き出し、義人に向けた断罪が止まないことを見れば聖書が真理であると確認できる。


光の実はすべての善良さと義と真実にある。

2023年6月17日土曜日

大韓イエス教長老会統合教団事実確認要請回答公文書

2023年6月17日付の大韓イエス教長老会統合教団の事実確認要請回答公文書を以下に紹介します。



公文書の日本語訳:



"福音の人、礼拝者として生きますように(詩篇50:5、ローマ12:1)"

大韓イエス教長老会総会

The Presbyterian Church of Korea

 

受 信 クリスチャン・トゥデイ リュ・ジェグァン代表理事

参 照

件 名 事実確認要請回答(クリスチャン・トゥデイ)

 

私たちの主イエス・キリストの御名において、ご挨拶申し上げます。

1.貴クリスチャン・トゥデイの「第23-676/事実確認要請書(2023.6.12)」に関連します。

2.上記関連根拠に基づく事実確認要請に対して、次のように事実確認返信しますので、ご参考ください。

―次のとおり―

ア.本教団総会異端似非対策委員会は、2009年8月20日第93-7回実行委員会でクリスチャン・トゥデイと設立者である張在亨牧師に対する異端(擁護)マスコミ研究報告書を採択し、これを2009年9月24日、本教団第94回定期総会に報告し、採択したことを事実確認します。

 

イ. しかし、2010年、本教団第94回期総会監査委員会(委員長カン・サンヨン長老)は、当時、本教団総会異端似非対策委員会を監査した結果、2009年8月20日、第93-7回実行委員会に対して「内規の規定に従って手続き通りに進まなかったし、議決定足数違反が確認された」と監査指摘したことを事実確認します。

 

ウ. このような第94回期総会監査委員会の報告は、2010年9月7日、本教団第95回定期総会で報告され、確定されたことを事実確認します。 以上。

 

総 会 長 イ・ソンジョン

書   記  チョン・フン

 

代理 キム・ヨンド 室長 イ・ウンミ 総務 アン・ヨンミン 事務総長 キム・ボヒョン 書記 チョン・フン

施行 行政・財務処-6998 (2023.6.17.)

03128 ソウル市鍾路区大學路3ギル29、5階 (蓮池洞、総会創立100周年記念館) /www.pck.or.kr

電話 02-741-4350(内線9215) ファックス 02-6008-2982 / spiritinjx@pcknet.org            /公開

 

2022年6月6日月曜日

韓国のキリスト教界と韓国クリスチャントゥデイとの関係

韓国のキリスト教の連合組織は現在3つあります。


1.韓国基督教総連合会(CCK) http://www.cck.or.kr/

2.韓国教会連合(CCIK)  https://ccik.kr/

3.韓国教会総連合会(UCCK) https://www.ucck.org/


1.韓国基督教総連合会(CCK)

韓国の保守的なキリスト教の連合組織としては、CCKが最初にできました。CCK、崔三卿、張在亨に関して、何が起きたのか、CCKの代表会長を務めた大韓イエス教長老会合同教団のホン・ジェチョル牧師本人が、渡米した際に在米韓国系教会向けに概要説明した際の記事が最も客観的でまとまっていますので、参照してください。簡単に言うと、崔三卿牧師が張在亨牧師に因縁をつけて異端に仕立て上げようとして、CCKの異端対策委員会を不正に濫用したが、失敗し、かえって自分が異端だと規定されたという話です。

(日本語訳) https://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/07/blog-post_12.html

(韓国語原文) https://kr.christianitydaily.com/articles/64569/20120712/%ED%99%8D%EC%9E%AC%EC%B2%A0-%EB%8C%80%ED%91%9C%ED%9A%8C%EC%9E%A5%EC%9D%B4-%EB%A7%90%ED%95%98%EB%8A%94-%ED%95%9C%EA%B8%B0%EC%B4%9D-%EC%82%AC%ED%83%9C%EC%9D%98-%EC%A0%84%EB%A7%90.htm


2.韓国教会連合(CCIK)

その後、CCK内で内紛があり、いくつかの教団が脱退して、CCIKを作りました。

ただ、CCIK成立の理由と背景について、差別扇動者らは事実とは異なった説明をしています。

実際は、CCK内のWCC問題と金権選挙問題が争点となりました。差別扇動者らはCCK内で張在亨牧師が正統認定されたことに反発した教団が離脱したからだと主張しています。この認識の相違について、客観的に分かる報道が、韓国の日経のような世俗の新聞である「毎日経済」の以下の記事です。この記事ではWCC問題と金権選挙問題を理由に上げています。

(日本語訳) http://web.archive.org/web/20200127144350/https://cultwatch.jp/cck-ccik-wcc-election-2012/

(韓国語原文) https://www.mk.co.kr/news/culture/view/2012/09/607724/


差別扇動者らは「CCIKにおいて、韓国のクリスチャントゥデイが異端とされた」かのような説を流布していますが、これも事実とは違います。差別扇動者らはCCIK全体の意思をもって何かが決定されたかのような言い方をしましたが、実際は、CCIKの正しい信仰守護委員会に崔三卿牧師に近い人物がいて、その人が単独で研究調査をしたにすぎません。このことを、韓国クリスチャントゥデイはCCIKに事実確認要請書を送って問い合わせ、2019年6月10日、CCIKは公文書により以下の回答をしました。

「2012年正しい信仰守護委員会で研究したことはありますが、異端に規定するために総会で決議したことはありません」「本会は異端似而非性を正しい信仰守護委員で研究調査し、会員教団に通知して参考にする役割をしますが、異端および似而非性を規定したり解除したりすることはしません」

公文書そのものとその日本語訳はこちらから確認できます。

http://web.archive.org/web/20200127144623/https://cultwatch.jp/ccik-david-jang-2019/


2019年には、CCIKの崔グィス事務総長は韓国長老会総連合会のソン・テソプ代表と共に8月末に訪米した際には、合同福音教団の張シファン総会長とソ・イルグォン事務総長の斡旋で張在亨牧師が奉職するワールドオリベットアッセンブリー(WOA)本部を訪れ、張牧師と歓談しています。

(日本語訳) https://nehemiaharchives.blogspot.com/2019/09/christiantoday.html

(韓国語原文) https://www.christiantoday.co.kr/news/325273


2020年7月8日にはCCIKに加盟する複数の主要な教団の代表者から、韓国クリスチャントゥデイ創立20周年を祝う祝賀のメッセージが寄せられました。以下祝辞を送った人の一覧:キム・ミョンヒョク牧師(韓国クリスチャントゥデイ編集顧問、韓国福音主義協議会前会長)、キム・ヨンハン博士(韓国クリスチャントゥデイ編集顧問、キリスト教学術院院長)、キム・ジノン牧師(トゥレ修道院院長)、クォン・テジン牧師(韓国教会連合代表会長)、キム・スウプ牧師(韓国長老教総連合会代表会長)、キム・ジョンジュン牧師(大韓イエス教長老会合同総会長)、シン・スイン牧師(大韓イエス教長老会高神総会長)、イ・ヨンフン牧師(韓国アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団代表総会長)、ハン・キジェ牧師(キリスト教聖潔教会総会長)、ソ・ガンソク牧師(大韓イエス教長老会合同副総会長)

日本語字幕付き祝辞動画:https://www.youtube.com/watch?v=yp1TOKIM5fE 


3.韓国教会総連合会(UCCK)

また、CCIKでも問題が起きてUCCKが設立されましたが、張在亨牧師にも韓国クリスチャントゥデイも全くその原因とはなっていません。また、UCCKでは韓国クリスチャントゥデイに関しても、張在亨牧師についても、全く触れられていません。

韓国クリスチャントゥデイでは、UCCKに関する記事は非常に多く掲載されていますし、その記事の中にはUCCKのイベントに記者として参加し、取材しなければ書けない記事や、取材しなければ撮影できない写真が多数掲載されています。これは、UCCKが韓国クリスチャントゥデイをキリスト教メディアとして自由に取材させている事実を示しています。

以下は韓国クリスチャントゥデイが報じたUCCKに関する記事の一覧です。

https://www.christiantoday.co.kr/_search/?where=all&q=%ED%95%9C%EA%B5%90%EC%B4%9D


また、UCCKの元代表会長であり、現在UCCKの法人理事の1人である大韓イエス教長老会合同教団のソ・ガンソク牧師は2018年4月から韓国クリスチャントゥデイにコラムを掲載しています。最新のコラムは2024年8月4日付のものです。

2024年8月4日のソ・ガンソク牧師のコラム記事 

https://www.christiantoday.co.kr/news/363047

ソ・ガンソク牧師コラム一覧 https://www.christiantoday.co.kr/sections/oc_P_Column/




2020年10月22日木曜日

大韓イエス教長老会高神、ニュースNジョイを「反キリスト教メディア」と規定

 2020年10月22日付の「教会と信仰」の記事を紹介します。原文は”고신, <뉴스앤조이> ‘반기독교 언론’ 규정”です。

大韓イエス教長老会高神、ニュースNジョイを「反キリスト教メディア」と規定

- 同性愛擁護、主体思想派的意識などの広告およびスポンサー禁止の決定

大韓イエス教長老会高神(総会長 パク・ヨンホ牧師)教団がインターネットメディア「ニュースNジョイ」(www.newsnjoy.or.kr)を「反キリスト教メディア」と規定した。同性愛を擁護し、主体思想派的意識を持っており、また既存教会を誹謗したというのが理由だ。したがって、所属教会は<ニュースNジョイ>に広告と後援を禁止しなければならないと決定した。

高神教団は去る10月20日、高麗神学大学で政策総会を開き、第70回(2020年)総会に報告された異端対策委員会の報告のうち<ニュースNジョイ>関連内容をそのまま受理し「反キリスト教メディア」と規定した。

高神教団は「ニュースNジョイ」を反キリスト教のメディアとして規定したことについて「極左偏向的で同性愛に関連する思想を端的に支持し擁護するニュースNジョイを正常なメディアとして受け入れてはならない」とし「『ニュースNジョイ』は同性愛関連の主な問題である同性愛者、性的少数者、差別禁止法、性平等、フェミニズム、ジェンダー・イデオロギー、クィア・フェスティバル、クィア神学を擁護しており、これに反対する本格的なキリスト教の誹謗を堕落しないところ、極めて非聖書的で反キリスト教的立場を持っていると見る」と具体的な理由に言及した。

続いて「<ニュースNジョイ>が正統教会の聖書観に戻り、主体思想派的意識を捨てて同性愛擁護メディアの意識を放棄したと認められるまで、購読、広告、スポンサーを禁止すべきだろう」とし「ニュースNジョイは異端的で非聖書的で反キリスト教的な言論として規定し、スポンサーと購読を禁止することが加えられたと知っている」と結論を下した。

以下は、高神教団(70回、2020年)に提出された異端対策委員会報告書全文である。
 
ニュースNジョイ調査請願報告書

1. ニュースNジョイの沿革

2001年(株)ニュースNジョイ(以下ニュージョ)設立オフライン新聞創刊
2006年宗教専門新聞非上場企業として登録、インターネット新聞eニュージョ創刊 
2010年ニュースNジョイ、モバイルウェブサービス開始(代表カン・ドヒョン)

2. 研究の背景

昨日、高神教団(第67回SFC調査報告委員会)では、SFCの一部幹事たちが民衆神学を大衆的に教える「美しの村共同体」に所属して活動した関係で人事処理されたものと発行された書籍のうち、教団の思想と合わなかった書籍は廃棄と印刷を中止したことを報告した。「美しの村共同体」の深刻性は、ここで訓練(キリスト教青年アカデミー)された一部がニュースNジョイ(以下ニュージョ)に入って活動することになっているからだ。多くのマスコミはこれらを主体思想派性向の団体と報じている。ニュージョは「プロテスタントサイバー代案メディア、教会改革を目指す独立プロテスタントメディア」と主張するが、実際には自分たちと合わない正統教会を攻撃することがほとんどだ。もう一つニュージョの深刻性は同性愛擁護にある。包括的差別禁止法に反対するほとんどの韓国教会教団を悪意的に報道している。これに対して直接的な被害を受けている本教団は、正しい対処をしなければならないと報告し、ニュージョを研究することになった。

3. ニュースNジョイ主体思想派媒体という報道内容

1)検察は、ニュースNジョイの韓国クリスチャントゥデイに対する告訴事件を嫌疑なしとして、不起訴
「ニュースNジョイ」(社長カン・ヒョン)が主体思想派の民族解放戦線(NL)勢力がキリスト教の教団および破壊を目的にキリスト教界に植えたセル組織だという。情況を告発したクリスチャントゥデイの報道について検察が「具体的な情況提示がある疑惑提起」と判断した。この判断前に、クリスチャントゥデイは「ニュージョが美しの村共同体と緊密に関連して活動をした」という内容について企画報道した。

2) ニュージョは露骨な親北主張をろ過せずに報道
クリスチャントゥデイはニュージョは主体思想派媒体と表現した。
「ニュージョは、北朝鮮には宗教の自由がある。露骨な親北主張をろ過せずに掲載して物議を醸している」

3) 韓国教会守護結社隊はニュースNジョイの前でデモし声明を出した
声明の内容は「今までニュースNジョイに報道された記事を検索してみると、とてもキリスト教言論と呼べないほど反キリスト教的で宗教多元主義的で露骨に韓国教会を殺すことで一貫した記事であふれる」。 「一体どんなコネクションがあるため、同性愛とイスラムを美化して独裁者キム・ジョンウンに踏みつけられている北朝鮮住民の人権と強制拉致された数多くの大韓民国国民の人権蹂躙を徹底的に目を背けるのか」(2018.12.18.)

4) 同性愛積極的に提唱するニュースNジョイ糾弾記者会見(日時 2018.11.26.会場プレスセンター)

(主催:同性愛同性婚反対国民連合、同性愛同性婚合法化反対全国連合)
ニュージョは自ら韓国教会を目覚める独立言論だと主張しているが、同性愛を罪というキリスト教の教義に正面に挑戦している。教会を解体しようとするポストモダンニズムに基づくジェンダー・イデオロギーを強力に主張している」。大韓イエス教長老会(合神)同性愛対策委員会も2018年12月28日、Cチャンネル「ニュースNジョイの後援を中断してください」というコーナーで、「ニュースNジョイはクィア神学だけでなく、共産主義の解放思想である解放神学、多元主義、そして主体思想をキリスト教に移植しようとする試みをしてきた」と批判した。

5) シャーロムを夢見る蝶行動(シャーロムナビ)のニュースNジョイ批判(2019.1.21.)
「韓国教会に向けて危機的な報道を止め、キリスト教のアイデンティティを示す価値観を公開的に明らかにしなければならない。後援する教会は、ニュースNジョイの正式な主体思想思想否認が出てくる時までスポンサーを保留しなければならない。聖書が明らかに罪であると指摘する同性愛を擁護することは、キリスト教のアイデンティティに深い疑惑をもたらす。自己見解と異なる見解は、無条件にフェイクニュースの烙印を押して非難することは、共存性を遮断する独善的な態度だ。

6) シャーロムを夢見る蝶行動論評発表(常任代表キム・ヨンハン博士)
「ニュースNジョイ、教会を中傷する報道を止めて正体から明らかにしなければならない」。

「…ニュースNジョイが取材記者たちが経てきた『美しの村共同体』は、主体思想を高揚させるところに表れたが、彼らがニュージョに移動することを『派遣』と描写するなど、これは宣教活動と同じ脈絡と解釈される。それでは、彼らはどんな価値観を広めたいのか。「主体思想をキリスト教と両立できない価値観」という。それならニュージョはイエス・キリストの代わりに主体思想を救いの根拠として前提にするという点で新天地のような異端だ。自分たちの目的のために正体を偽装し、韓国キリスト教界に寄生しながら財政的な利益を得るという点で黄色の言論だ。自分たちの目的のために事実を歪曲して論点をぼかすという点で似非メディアといえる。

7)ニュースNジョイ関連団体「キリスト教」か「首領教」か(クリスチャントゥデイ2018.12.8)という記事が掲載された。

8)「ニュースNジョイは主体思想派が植えた教会細胞組織」論議(クリスチャントゥデイ2018.12.5)という記事が掲載された。

9) ニュースNジョイの思想を見ることができる事実
世界教会協議会(WCC)を擁護する立場を持っており、改革教会では認められない。

4.ニュースNジョイ同性愛強力擁護に対する報道内容

1)「ニュースNジョイはヨン・アンソプ院長に500万ウォン損害賠償せよ」裁判所判決(2020.7.22.)
ソウル中央地方裁判所第14民事部は、ヨン・アンソプ院長(スドン延世療養病院)がニュースNジョイとク・クォンヒョ氏を相手に提起した損害賠償本訴訟(2019年582335号)について判示した。一方、ニュースNジョイのチェ・スンヒョン氏が私にした反訴(2020年538570号)は棄却判決した。 「ニュースNジョイ側は、ヨン・アンソプ院長を『フェイクニュースの流布者として指摘された者』と表現したのは、「彼の主張に対する··· ヨン院長を虚偽事実の流布者と烙印を押して世論形成ないし公開討論の場で排除させる結果を招くとし、ヨン・アンソプ院長が反同性愛活動家として一般大衆を相手に啓蒙、説得する講演者であるという社会的地位を考慮すると、上記のような表現はそれに対する社会的評価を過度に傷つけるものと見られる点などを考慮すれば··· 原告の名誉ないし人格権を毀損する行為と見るのが相当だ」と判示した。

2)「ニュースNジョイは反同性愛の働き手に3千万ウォン賠償せよ」
主体思想派媒体のニュースNジョイが反同性愛の働き手に訴訟で敗れ、巨額の損害賠償をしなければならない立場に置かれた。ソウル中央地方裁判所第14民事部は1月15日韓国家族保健協会キム・ジヨン代表、KHTV、GMW連合を代表的なフェイクニュースの配布者および流通チャンネルとして名指しして報道したニュースNジョイ側に対して、それぞれ1千万ウォンずつ総額3千万ウォンの賠償判決を下した。 (クリスチャントゥデイ2020.1.17.日付)

3) 「ニュースNジョイ、同性愛の弊害者、脱同性愛、人権、沈黙、偏向的」
63の諸宗教、諸市民団体で構成された同性愛問題対策委員会(委員長イ·ゲソン)は12月18日、「脱同性愛の人権を無視し、同性愛と性解放を擁護するニュースNジョイは深く反省せよ」という声明を発表した。(クリスチャントゥデイ 2018.12.28)

4) 同性愛者祝福祈祷報道
イ・ドンファン対策委員会「反同性愛扇動のため社会参加利用した行動に怒り禁じられない」(ニュージョ2020.7.31)監理会教団をを誹謗する構えだ。

5)ニュースNジョイ同性愛擁護記事

① [極東放送は今④]地上波放送が同性愛·イスラム「フェイクニュース」流通地、(2019年01月30日、チャン·ミョンソン記者)教会とフェミニズム、犬猿の仲ではない共存で(2019年11月26日、イ·ウンヘ記者)
② 「福音主義フェミニズム-キリスト教の宗教性を守るための選択」(2019年01月31日、ヤン·ヘウォン記者)
③ 差別禁止法が制定されれば、「同性愛独裁」時代が到来する?(2019年02月12日、チャン·ミョンソン)
④ 性差別禁止法案、反同性愛陣営の集団行動に撤回(2019年03月18日、イ·ウンヘ記者)
⑤ 男女平等な教会教育を夢見る人々のための講義(2019年03月21日、イ·ウンヘ記者)
⑥ 慶尚南道教界の反対で学生人権条例を修正···また「反対」(2019年03月25日、イ·ウンヘ記者)
⑦ 「クィアな」観点から解釈する聖書の物語(2019年04月03日、イ·ウンヘ記者)
⑧ 「イエス·キリスト復活に差別·排除なし」(2019年04月24日、イ·ヨンピル記者)
⓽ 「嫌悪と差別で犠牲にならないように」(2019年04月26日、イ·ウンヘ記者)
⓾ 福音主義の反省···若い世代の低調、女性·性的少数者に消極的、(2019年04月30日、パク·ヨセフ記者)
⑪ 70歳を控えたレズビアン·クリスチャン「愛しているのになぜ大騒ぎなのか、愛せないのが問題だ」、(2019年05月23日、イ·ウンヘ記者)
⑫ プロテスタントはどうして嫌悪を叫ぶ勢力になったのか(2019年05月29日、パク·ヨセフ記者)
⑬ 【映像】ゲイ牧師とレズビアンキリスト教徒のカミングアウトストーリー、(2019年05月31日、チャン·ミョンソン)
⑭ 「祝福·恩恵」あふれるクィア文化祭、(2019年06月01日、イ·ウンヘ記者)
⑮ プロテスタント、反同性愛説教·メッセージ露出すればするほど嫌悪も高く、(2019年06月17日、イ·ウンヘ記者)
⑯ 大韓イエス教長老会(統合)牧師たち「反同性愛狂風、『マッカーシズム』だ」、(2019.09.イ·ヨンピル記者)
⑰ 「聖書が叱責するのは同性愛ではなく『少年愛』ではないですか」(2019年09月18日、パク·ウォンホ記者)
⑱ 教会協人権センター「長老教団性的少数者嫌悪政策、惨憺たる極致」(2019年09月27日、イ·ヨンピル記者)
⑲ 「ヘイトスピーチに明け暮れる牧師たち、性的少数者当事者·親たちに直接会えばそのような話はできないだろう」(2019年10月30日、イ·ウンヘ記者)
⑳ プロテスタント「反同性愛運動」に退行する人権政策(2019年12月09日、イ·ウンヘ記者)

他にも同性愛擁護記事は数十編になる。

6) 正統派キリスト教の聖書的概念に反対する論文が主流であり、同性愛の罪悪性と弊害は徹底的に嘆願し、擁護する。
性的平等、人権条例、同性愛と性的少数者、クィアフェスティバル、フェミニズムとジェンダー、クィア神学などをすべて擁護し、反対するキリスト教団体、記事を批判する。 聖書が批判する同性愛を記事にしない。キリスト教界の反同性愛に対する聖書的論調に対しては一様に批判的だ。

神学者であれ法律であれ、牧師であれ、反同性愛に関しては一貫して嘲弄し、誹謗する。 聖書が明らかに罪として禁じている同性愛に対しては一方的に偏愛し、それに反対する陣営に対してはこき下ろす一色だ。ニュージョの韓国教会への嘲弄と誹謗は度を越す状況に至ったと言える。ニュージョは同性愛問題で韓国教会と聖徒たちの間を仲たがいさせており、韓国教会と指導者たちが悪を行うように記事化する。

クィアフェスティバルの記事を見ると、性的少数者、同性愛者、同性愛支持者たちは人権と平和を愛する集団と紹介するが、反同性愛陣営は嫌悪と差別と暴言と暴力を助長する極右勢力として非常に否定的に描写する。ニュージョはクィア祭とクィア神学を擁護し伝播する伝道師の役割を自任しているだけでなく、同性愛とクィア神学的観点から正統教会の神学を強く批判し攻撃し、甚だしくは異端性のある反キリスト教的な人々は積極的に庇って擁護する。

フェミニズム(feminism-歴史用語辞典での説明は女性主義で、人は性別に関係なく社会。 経済、政治的に同等だという信念を意味し、韓国語では男女平等思想、女性主義などと訳したりもする。 そのような信念を持って実践する人をフェミニストという)とジェンダー(Gender-生物学的または身体的な違いで区分するのではなく、生きていく中で社会的、文化的に形成される精神的な側面で性すなわち社会の意味の性をいう)イデオロギーに強い擁護感を示す。 反キリスト教的なフェミニズムとジェンダー・イデオロギーに関する講義、フォーラム、図書、ブックトークなどに関する告知記事が報道される。ニュージョのアイデンティティは、正統キリスト教とは大きく隔たっている。

5. 高神教団の立場

1) 同性愛人権と中絶に対する大韓イエス教長老会(高神)教団の主張(2020.4.20日発行)

- 要約 -
(1) 本教団は同性愛者の人権の法制化と同性愛文化の日常を憂慮する。
大韓民国憲法が明示した男女「両性の平等」の価値を捨て、同性愛をはじめ多様な性(ジェンダー)を認める性的平等の概念による差別禁止法を制定しようとするあらゆる種類の改憲や立法に反対する。同性愛行為を聖書では罪とする、聖書の教えを遮り、聖書の通りに説教する者と、聖書の通りに生きようとする聖徒を差別できるようにする法だからである。大韓民国憲法20条に含まれる宗教の自由を侵害するものである。

2)本教団は、聖書に基づいて同性愛を罪と判断します。
私たちの教団は、ウェストミンスター信仰告白書が明示するように、聖書は神の霊感として記録された正確無誤な神の言葉であることを告白する。 そして聖書は同性愛を罪とはっきり言っている。 同性愛は神の創造の秩序に逆らう明白な罪であることを明らかにする。

3)本教団は、同性愛を支持するクィア神学が真のキリスト教ではないことを明らかにする。
同性愛支持神学で、キリスト教の名前で神の言葉である聖書の権威を否定する神学だ。 クィア神学は、人間の多様な性的趣向を聖書で合理化しようとする歪曲された神学で、異端のようにキリスト教徒を誤った道に導いていく危険な思想だ。 本教団は、伝統的な聖書解釈を離れたクィア神学のすべての教えを拒否する。

4)本教団は、同性愛とエイズが引き起こす社会文化と経済問題に注目する。
5)本教団は、特措条項を含む差別禁止法の制定を強く糾弾する。
本教団は、差別禁止法が実状は少数の同性愛者を情緒の次元で保護しようとしながらも、それに順応しない人は処罰する悪法であるため反対する。

6)本教団は、同性愛が非道徳的であることを明らかにする。
7)本教団は、同性愛の欲望を克服することのできる真の解決策がイエス・キリストの中にあることを確認する。
8) 本教団は、同性愛人権運動が世の終わりの霊的な戦いの一つであることを宣言する。

(2) 2020年7月4日高神教団機関紙「キリスト教報」で緊急報道した記事

【全国の教会の牧師らに送る文】
尊敬する高神教団の牧会者の皆さん!6月29日に包括的差別禁止法である平等法が発議されました。 これと関連していくつかの要請事項を教団の次元でお願いしますので、必ず実践して悪法から韓国の教会を守って下さい。

1) 差別禁止法発の反対署名運動に参加してください。
2) 明日の日曜日を基点に同性愛差別禁止法反対映像を上映してください。
3) プラカードを本堂の外壁に掲示してください。
もしこの悪法が可決すれば、想像できないほどの韓国の教会の受難が始まるでしょう。 そして100倍以上のエネルギーを集めても廃止は難しくなります。 この働きの先頭に、高新教団の皆さんが立ってください。

2020年7月4日
大韓イエス教長老会(高神)総会長 シン·スイン牧師

結論:
韓国の健全な諸教団と共に、高神教団は、極左偏向的であり、同性愛に関連する思想を端的に支持し、擁護するニュースNジョイを正常な言論として受け入れてはならないという結論に至った。

また、同性愛及び包括的差別禁止法に反対する正統なキリスト教の教団はもちろん、本教団をまとめて誹謗する立場がニュースNジョイであることを確認することができた。ニュースNジョイは同性愛関連の主な問題である同性愛者、性的少数者、差別禁止法、性的平等、フェミニズム、ジェンダー・イデオロギー、クィア・フェスティバル、クィア神学を擁護しており、これに反対する正統なキリスト教の誹謗を躊躇しないことは、極めて非聖書的で反キリスト教的立場を持っていると考える。本教団は、ニュースNジョイが正統教会の聖書観に戻り、主体思想派的意識を捨て、同性愛擁護メディアの意識を放棄したと認められるまで、購読、広告、スポンサーを禁止しなければならないだろう。したがって、ニュースNジョイは、異端的で非聖書的で反キリスト教的なメディアとして規定し、スポンサーと購読を禁止することが正しい。

2019年11月11日月曜日

ニュースNジョイ主体思想派報道、韓国検察当局が「具体的な情況あり」立証

 2019年11月11日付の韓国クリスチャントゥデイの記事を紹介します。原文は”본지의 뉴스앤조이 주사파 보도, “구체적 정황 있음” 입증돼”です。

検察、ニュースNジョイの本紙告訴事件の容疑なしで不起訴

ニュースNジョイ(社長カン・ドヒョン、以下ニュジョ)が主体思想派民族解放戦線(NL)の勢力が、キリスト教の撹乱と破壊を目的としてキリスト教界に植えた細胞組織であるという状況を告発した本紙報道に対し、検察が「具体的な状況提示がある疑惑提起」と判断した。

ソウル中央地方検察庁は、ニュージョ側が本紙記者らを情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)、信用毀損、業務妨害などの疑いで告訴した事件(2019兄弟30168号)に対して、このような理由を挙げて、すべて容疑なし(証拠不十分)で不起訴した。

本紙は昨年、ニュージョが「美しの村の共同体」と緊密に関連しており、該当共同体はどの従北左派組織よりも大胆で露骨に主体思想および北朝鮮の体制に対して称賛および鼓舞する活動をしたという企画報道をした。

ニュージョはこれに対して納得できる公式的立場表明が全くできず、一歩遅れて本紙を告訴したが、今回の検察の無嫌疑決定でこの事件は一段落した。

2019年10月6日日曜日

張在亨牧師が崔三卿牧師外二人に送った内容証明

韓国クリスチャントゥデイ紙面上に、クリスチャントゥデイ異端捏造事件に関して「張在亨牧師が崔三卿牧師外二人に送った内容証明」が掲載されました。以下にその記事の翻訳を掲載します。原文は「장재형 목사가 최삼경 목사 외 2인에게 보낸 내용증명」です。

張在亨牧師が崔三卿牧師外二人に送った内容証明

1.貴殿のすべての事業が繁盛することを祈願します。

2.本人は貴殿に以下の項の内容を通告しますので、ご参照ください。

3.本人は只今香港の基督日報調査団により韓国に知らされ一部の新聞に報じられた本人に対する問題提起に対して次のように本人の立場をもう一度はっきりと伝えます。

4.一角で提起する中国イエス青年会がイエスを信じないで十字架を失敗だと見なし本人を再臨主として信棒するという荒唐無稽な主張は全く根拠のないものであることを明らかにしておきます。

5.こうした疑惑提起と関連し、本人が既に韓・米・日三カ国で公開的な信仰告白を通してはっきりとした立場を伝えました。

第一、2007年5月23日に日本のクリスチャントゥデイに信仰告白を掲載したことがあり、それにより問題を提起した人物の教団高位人事より再臨主疑惑が解除されたとの文件をもらったことがあります。

第二、本人はこの前LA教協会長と牧師会体表との会合でもはっきりとした信仰告白をし、これを米州基督日報と韓国クリスチャントゥデイにも掲載したことがあります。

第三、貴殿を含めた3人のCCK異対委所属の牧会者(朴ヒョンテク、ジン・ヨンシク、崔三卿)との対話でもはっきりとした信仰告白を発表した声明を伝達しました。また、本人は本人に対して問題を提起していた言論ニュースNジョイにもはっきりとした信仰告白を伝えております。

6.中国教会で捧げられた聖婚礼拝は世界的に起きている信仰と家庭運動の一環として捧げられた礼拝として結婚式とは別であり、統一協会の合同結婚式とは全く異なるものです。本人はこうした事実を既に貴殿をはじめ3人のCCK異対委所属の牧会者(朴ヒョンテク、ジン・ヨンシク、崔三卿)にはっきりと伝えたことがあります。

7.私はイエス・キリストによって救われました。はっきり言っておきますが、私は再臨主ではありません。また、私自身を再臨という不敬で奇怪なこと言ったことがありません。こうした異端の用語を使用して本人に対して問題を提起するのは本人の名誉を汚すことです。

2019年10月1日火曜日

崔三卿牧師、イエ長合同と世界福音同盟の交流禁止否決に際して虚偽を拡散


2019年10月1日付けの宣教新聞に掲載された崔三卿牧師についての記事を紹介します。原文は최삼경 목사의 교회와신앙, 합동-WEA 교류금지 부결을 가짜뉴스로 화풀이? ( http://www.missionews.co.kr/news/581677 )です。

 崔三卿牧師の教会と信仰、合同-WEA交流禁止否決の腹いせに虚偽報道?

記事入力:2019-10-01 09:45

崔三卿牧師(南楊州市退溪院面、光と塩教会)の無分別な異端非難手段として活用されてきた「教会と信仰」が、不意に「張在亨牧師(クリスチャントゥデイ創設者)がWEA(世界福音同盟)から退出されたものと見られる 」というフェイクニュースを9月30日掲載した。

特にこの記事が掲載された時点で大韓イエス教長老会合同教団がWEAとの交流の禁止を否決させた後だったという点では、崔三卿牧師側が偽ニュースで大韓イエス教長老会合同とWEAとの交流を妨害しようとするではないかという疑惑が提起されている。他方では、最近キリスト教界の連合機構と複数の教団が張牧師の疑惑解消を相次いで再確認(記事リンク)して崔牧師の虚言が赤裸々に明らかになり、これに大きな危機を感じた崔牧師がネガティブキャンペーンを試みたという解釈も出ている。

この過程で、教会と信仰はWEA側に連絡したり、しっかりとした事実確認をしたりもせず、ただWEAと何の関係もないパク・ヨンギュ教授(総神大学校歴史学)との対話とインターネット検索だけで、このような疑惑を提起する常識以下の態度を見せた。

▲WEAが2018年張在亨牧師退任を記念して
贈呈した感謝状。張牧師が過去14年間
WEAに献身したことを感謝する内容。
しかし張在亨牧師は、2004年から全世界の福音主義の教会の連合体であるWEAで働きを始め、2007年にWEAの北米理事に選出され、合計14年の間奉仕し、昨年70歳になったことに合わせて引退し、自身が所属する教団の働きに専念している。

そして、彼が設立した教団とメディアと10個以上の宣教団体が、WEAの会員団体として活発に協働している。張牧師が設立したオリベット大学のマンハッタン・キャンパスとドーバー・キャンパスは今までもエヴァンジェリカル・センターとして使用され、そこではWEAのスタッフが一緒に働いているにもかかわらず、教会と信仰が突然張牧師があたかも退出することになったかのような虚偽のニュースを広めようとするその動機が疑われている。

崔牧師が運営する教会と信仰は、2005年7月から、インターネットのニュースを開始した。主に異端のニュースを扱ってきたが、事実確認が不足したり、意図を持って記事を書いたりなど、多くの物議を醸してきた。2011年度の韓国基督教総連合会と韓国教会連合の分裂もキリスト教界で知られているところによると、金権選挙の問題と合同- 統合の間のヘゲモニー争いから始まったものだが、これについてはまるで別の理由があったかのように報道したことも問題だ。

今までの張牧師への疑惑は、ほとんど崔牧師側が提起してきたが、これはすべて事実無根であることが判明しており、キリスト教界の連合機構や主要な教団もこれを最近再確認した。それでも崔牧師はこれに対して謝罪せずに何年間も言い訳し誹謗を続けている。特に崔牧師本人自体がすでに異端と規定された人物であるが、そのような彼がどうやって異端の問題に対処することができるのかという点に疑問を持った人々が多い。

実際崔三卿牧師は三神論と、(イエス・キリストはマリアの月経を通して生まれたとする)月経胎孕論として韓基総によって異端的であると規定退出させられ、大韓イエス教長老会合同や大韓イエス教長老会統合などの主要な教団でも絶え間ない異端是非があった。教団の中でも崔牧師は今年、大韓イエス教長老会統合の教団総会の議員資格を失って総会に出席できなくなり、すぐに引退を控えているが所属する老会(教区に相当)すら曖昧である状態であることも明らかになった。彼の生涯の願いの一つだった老会長になることも事実上不可能になった。

さらに崔牧師は、最近の身分偽装文書偽造まで行い、虚偽の事実を流布した疑いで提訴の危機に置かれた日本人N氏と光と塩教会で直接会合していたことが明らかになって物議を醸しており、日本共産党の機関紙とも親密な関係を見せただけでなく、異端捏造活動を続けてきた根田派との接触説まで出ている。

また、今年の教団定期総会を起点として崔牧師がいくつかの教団の異端対策委員長と接触しているという声があり、自身がキム・サンファン牧師から5千万ウォンの資金を受け取ったという事実すらも最近自ら明らかにし議論の的となった。

イ・ジフィ記者

2019年9月26日木曜日

大韓イエス教長老会合同、ニュースNジョイの「反キリスト教性」を調査

 2019年9月26日付けの韓国クリスチャントゥデイの記事を紹介します。原文は”[합동 15] 뉴스앤조이 ‘반기독교성’ 조사한다”です。


大韓イエス教長老会合同、ニュースNジョイの「反キリスト教性」を調査

関連政治部の報告案通過

大韓イエス教長老会(合同)反キリスト教勢力対応委員会(委員長ユン·ヒウォン牧師、以下反キリスト教委)がニュースNジョイ(以下ニュージョ)の「反キリスト教性」を調査する。 最近、大韓イエス教長老会(高神)教団も、ニュージョに対する調査と後援中断を決議した。

第104回総会4日目の26日午後、会務で政治部(部長·ハン・ソンイク牧師)は「ニュースNジョイ新聞を反キリスト教メディアとして指定してほしい」というソジュン中会(チョン·ヨンシク牧師)の建議について「反キリスト教委に送って処理することが可」と報告し、総代はそのまま許可した。

反キリスト教委はもともとその存続期間が制限された特別委員会の一つだが、先立って24日の総会2日目の会務で総代はこの機構を「常設化」することを決議した。 同性愛問題などに総会的対応が必要だという共感のためだ。

反キリスト教委はこの日、常設化を請願し「差別禁止法、同性愛、各種人権条例、堕胎、ジェンダーリズム、急進的フェミニズム問題など多様な反キリスト教勢力の蠢動でキリスト教真理が毀損される深刻な挑戦に直面している」とその理由を説明した。

大韓イエス教長老会(高神)教団が最近、第69回総会でニュージョを調査し、その期間教会の後援を中断することにした理由は「ニュージョが同性愛を積極的に擁護する」という請願のためだった。

教団のある関係者は「総会がニュージョを反キリスト教勢力対応委に送り処理するということは、それだけニュージョの反キリスト教性を軽く見ないという意味」と話した。

一方、ニュージョと関連した建議案は他にももう一つある。 釜山中会(中会長チョン・ヘリョン牧師)が建議した「反キリスト言論ニュースNジョイに対する総会の神学的研究および強力対応」だ。 これは神学部に割り当てられ、来年の第105回総会でその研究結果が報告される予定だ。


2019年9月25日水曜日

大韓イエス教長老会高神、ニュースNジョイを反キリスト教メディアで調査


2019年9月24日付けの韓国クリスチャントゥデイに掲載された大韓イエス教長老会高神教団の教団総会についての記事を紹介します。原文は“뉴스앤조이는 반기독교적”… 조사 및 후원 중단 결의 ( http://www.christiantoday.co.kr/news/325418 ) です。

「ニュースNジョイ反はキリスト教的」調査および後援中断を決議

[高神②] 直前役員会「教会を攻撃し、同性愛を積極的に擁護 」
キム・ジニョン記者   jykim@chtoday.co.kr   |   入力:2019.09.19 11:23





















▲神学教育部長キム・セジュン牧師が報告に先立って発言している。ⓒキム・ジニョン記者


大韓イエス教長老会高神(総会長シン・スイン牧師)の異端対策委員会(委員長ジン・チャンソル牧師、以下異対委)がニュースNジョイ(以下ニュジョ)を調査する。この期間高神教団に所属する教会はニュジョへの後援を中断しなければならない。

大韓イエス教長老会高神教団の第69回定期総会第三日の19日、ニュジョに関連した請願について「異対委に調査を任せ、調査結果が出るまで、教会の後援は中断するのがふさわしい」とする神学教育部(部長キム・セジュン牧師)による報告を許諾した。

同請願は、京畿北部老会(老会は教区に相当)と直前会期総会役員会がした。まず、京畿北部老会は「一部のキリスト教メディアであるかのように振る舞うメディアによって正しい教会運動が多大な被害を受けている」とし「健全なクリスチャンのメディアがあれば異端を擁護していると言って公的信頼を裏切るメディアが毒キノコのように育っている。このような渦中で、インターネットメディアであるニュジョが韓国の教会に仕えるよりむしろこれを攻撃する姿を見せており、特に同性愛を強く擁護する記事を多数掲載している。このようなメディアを多くの教会が後援したりもする。これに対して、総会が明確に分別し総会に属する教会と信徒らが被害を受けないよう調査を通して、その結果を明らかにしてほしい」と「ニュジョ調査」を請願した。

直前会期総会役員会は、「インターネット新聞ニュジョが教会を攻撃して崩すことの先頭に立つ姿を見せ、聖書に絶対に反する同性愛を積極的に擁護している」とし「ニュジョが反聖書的、反キリスト教的であるにもかかわらず、複数の教会がニュジョを後援している。これについてニュジョが健全なキリスト教メディアであるかどうかを研究調査するよう請願する」と述べた。

一方、△韓基総(韓国基督教総連合会)の異端擁護団体の規定とジョン・グァンフン代表会長異端擁護規定請願、△愛の洗礼教会チョン・ドンス牧師の異端性研究請願件はそれぞれ異対委と高神大院教授会が引き受けて1年間研究した後、次回の総会で報告することにした。

2019年9月12日木曜日

韓国キリスト教界、クリスチャントゥデイと張在亨牧師の疑惑解消を再確認

2019年9月11日付けの韓国クリスチャントゥデイの記事を紹介します。原文は"교계, 본지와 설립자에 대한 의혹 해소 재확인"です。http://www.christiantoday.co.kr/news/325273

韓国キリスト教界、本紙と創始者の疑惑解消を再確認

イ・デウン記者   dwlee@chtoday.co.kr   |   入力:2019.09.11 22:09
本紙と本紙設立者張在亨牧師の疑惑がすべて解消されたことが韓国の主要教団及び連合機構によって再確認された。

この疑惑は、すでに数年前韓国キリスト教界の決定と世俗法に基づいた判決などを通して事実無根であると終結したが、昨年末ニュースNジョイが本紙を陰湿な攻撃するために偽りの証人と偽りの証拠すら動員し、再点火を試みた。これに対して本紙が法的対応をするために、最近行われた主要な教団や組織の指導者との交流と対話を通して、ニュースNジョイの報道は虚偽であることが判明した。

まず、韓国教会連合(CCIK)が張牧師を異端と規定したとのニュースNジョイ報道について、本紙はCCIK側に事実確認を要請する公文書を送った。これに対しCCIKは答申し、異端と規定したことはないと明らかにした。

これにとどまらず、CCIKのチェ・グィス事務総長は、韓国長老教総連合会のソン・テソプ代表会長と共に8月末ロサンゼルスとニューヨークで開催された行事に出席するため、米国を訪問した時、大韓イエス教長老会合福のジャン・シファン総会長とソ・イルクォン事務総長の仲介で張牧師が奉仕する、ワールド・オリベット・アッセンブリー(WOA)本部を訪問し、張牧師と歓談の時間を持った。

▲(左から順に)大韓イエス教長老会合福ジャン・シファン総会長、CCIKチェ・グィス事務総長、張在亨牧師、韓国長老教総連合会ソン・テソプ代表会長、同合福ソ・イルクォン事務総長

▲張在亨牧師(写真右)が、ワールド・オリベット・アッセンブリー教団を訪問した韓国長老教総連合会ソン・テソプ代表会長(写真中央)とCCIKチェ・グィス事務総長に執務室で自身の働きについて紹介


この席でチェ牧師とソン牧師は張牧師に関連する各種懸案について質疑し、張牧師はこれに率直に答え、自分の信仰を告白するとともに教団の世界宣教の働きを紹介した。これに対しチェ牧師は「WOAの宣教活動が韓国教会の宣教グローバル化をなすために絶対的に必要だ」と高く評価し、(WOAとCCIKの)双方が宣教の次元で交流の継続をすることにした。

また、ニュースNジョイは大韓イエス教長老会高神が張牧師についてはまだ問題視しているのかのように報道したが、事実確認の結果高神は、2015年9月の第65回定期総会で張牧師の所属教団である大韓イエス教長老会合福が送付した張牧師交流禁止取り下げ要求の件を受け入れることにするとした類似キリスト教研究委員会(当時委員長パク・スマン牧師)の報告をそのまま受け入れ、事案を終結させた。高神教団はこの事実を、同委員会の議事録と総会資料集を通して再度確認させた。

大韓イエス教長老会統合の異端対策委員会は、9月5日に韓国教会百周年記念館で本紙前現職社長が出席する中、対話の場を設けた。統合教団の異端対策委員会が本紙を相手に懇談会を持ったのは今回が初めてであり、この場では非常に意味のある生産的な対話がなされた。統合教団の異端対策委員は、特に本紙には問題がなく、張牧師の再臨主疑惑はすでに解消されたという点を明確にした。

ただし、これらの張牧師の統一教会関連可否について釈明を要求し、これに本紙は韓国基督教総連合会(CCK)が2004年と2005年の2回に渡る綿密な調査を通して「嫌疑なし」とし、現在統一教会といかなる関係もないことを明確に示した資料と張牧師の信仰告白文などを提示した。当時CCKは分裂前であり、異端対策委員会には統合教団から派遣された委員も参加し張牧師も積極的に釈明した。本紙は、統合教団の異端対策委員会が(法廷での)疎明に必要な資料を要求すれば、いつでも提供する方針であることを明らかにして懇談会を終えた。
















▲(左から順に)CCIKの公文書、高神教団総会の報告書、CCKの公文書。

本紙に対するこれと同様の誹謗と疑惑提起は、2009年K某牧師が、自分が属している協会の名前で記者会見を開き、再臨主疑惑を悪意を持って提起したことに触発され、この事案が韓国キリスト教界の葛藤と分裂に政治的に利用され、本紙に大きな被害を与えた。

これは、最終的に教会法的にまた、世俗法的に真実が明らかになり誹謗者らが処罰を受けて終結したが、最近ニュースNジョイがこれ歪曲し、再び本紙を誹謗した。しかし、今回このように韓国の主要な教団と連合機構が疑惑が終結したことを公式文書などを通して事実確認されたことにより、当該事案の終結が再確認された。

2018年12月15日土曜日

火をもって答える神


今朝、寒かったので暖炉の火で温まりながらいろいろ考え事をしていました。

そして昨今のキリスト教界に思うところがあり、上記のツイートをしたわけですが、事情をよく知らないクリスチャンの方々は「何のこと?」と思われるだろうと思いますので、以下にその意味を詳しく書こうと思いました。

これは日本のキリスト教界におけるクリスチャントゥデイ異端捏造問題( https://nehemiaharchives.blogspot.com/2018/12/blog-post.html )とその背景にあるキリスト教のメディアを自称しつつ金日成を救世主として崇拝する主体思想派の正体を隠して韓国の福音派に侵入し、教会の弱体化と破壊活動を行ってきた扇動機関、ニュースNジョイの問題( https://nehemiaharchives.blogspot.com/2018/12/n.html )について述べたものです。

これを考えるとき、第一列王記18章17節から40節が思い起こさせれました。
17 アハブがエリヤを見るや、アハブは彼に言った。「これはおまえか。イスラエルを煩わすもの。」
18 エリヤは言った。「私はイスラエルを煩わしません。あなたとあなたの父の家こそそうです。現にあなたがたは主の命令を捨て、あなたはバアルのあとについています。
19 さあ、今、人をやって、カルメル山の私のところに、全イスラエルと、イゼベルの食卓につく四百五十人のバアルの預言者と、四百人のアシェラの預言者とを集めなさい。」
20 そこで、アハブはイスラエルのすべての人に使いをやり、預言者たちをカルメル山に集めた。
21 エリヤはみなの前に進み出て言った。「あなたがたは、いつまでどっちつかずによろめいているのか。もし、主が神であれば、それに従い、もし、バアルが神であれば、それに従え。」しかし、民は一言も彼に答えなかった。
22 そこで、エリヤは民に向かって言った。「私ひとりが主の預言者として残っている。しかし、バアルの預言者は四百五十人だ。
23 彼らは、私たちのために、二頭の雄牛を用意せよ。彼らは自分たちで一頭の雄牛を選び、それを切り裂き、たきぎの上に載せよ。彼らは火をつけてはならない。私は、もう一頭の雄牛を同じようにして、たきぎの上に載せ、火をつけないでおく。
24 あなたがたは自分たちの神の名を呼べ。私は主の名を呼ぼう。そのとき、火をもって答える神、その方が神である。」民はみな答えて、「それがよい。」と言った。
25 エリヤはバアルの預言者たちに言った。「あなたがたで一頭の雄牛を選び、あなたがたのほうからまず始めよ。人数が多いのだから。あなたがたの神の名を呼べ。ただし、火をつけてはならない。」
26 そこで、彼らは与えられた雄牛を取ってそれを整え、朝から真昼までバアルの名を呼んで言った。「バアルよ。私たちに答えてください。」しかし、何の声もなく、答える者もなかった。そこで彼らは、自分たちの造った祭壇のあたりを、踊り回った。
27 真昼になると、エリヤは彼らをあざけって言った。「もっと大きな声で呼んでみよ。彼は神なのだから。きっと何かに没頭しているか、席をはずしているか、旅に出ているのだろう。もしかすると、寝ているのかもしれないから、起こしたらよかろう。」
28 彼らはますます大きな声で呼ばわり、彼らのならわしに従って、剣や槍で血を流すまで自分たちの身を傷つけた。
29 このようにして、昼も過ぎ、ささげ物をささげる時まで騒ぎ立てたが、何の声もなく、答える者もなく、注意を払う者もなかった。
30 エリヤが民全体に、「私のそばに近寄りなさい。」と言ったので、民はみな彼に近寄った。それから、彼はこわれていた主の祭壇を建て直した。
31 エリヤは、主がかつて、「あなたの名はイスラエルとなる。」と言われたヤコブの子らの部族の数にしたがって十二の石を取った。
32 その石で彼は主の名によって一つの祭壇を築き、その祭壇の回りに、二セアの種を入れるほどのみぞを掘った。
33 ついで彼は、たきぎを並べ、一頭の雄牛を切り裂き、それをたきぎの上に載せ、
34 「四つのかめに水を満たし、この全焼のいけにえと、このたきぎの上に注げ。」と命じた。ついで「それを二度せよ。」と言ったので、彼らは二度そうした。そのうえに、彼は、「三度せよ。」と言ったので、彼らは三度そうした。
35 水は祭壇の回りに流れ出した。彼はみぞにも水を満たした。
36 ささげ物をささげるころになると、預言者エリヤは進み出て言った。「アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ。あなたがイスラエルにおいて神であり、私があなたのしもべであり、あなたのみことばによって私がこれらのすべての事を行なったということが、きょう、明らかになりますように。
37 私に答えてください。主よ。私に答えてください。この民が、あなたこそ、主よ、神であり、あなたが彼らの心を翻してくださることを知るようにしてください。」
38 すると、主の火が降って来て、全焼のいけにえと、たきぎと、石と、ちりとを焼き尽くし、みぞの水もなめ尽くしてしまった。
39 民はみな、これを見て、ひれ伏し、「主こそ神です。主こそ神です。」と言った。
40 そこでエリヤは彼らに命じた。「バアルの預言者たちを捕えよ。ひとりものがすな。」彼らがバアルの預言者たちを捕えると、エリヤは彼らをキション川に連れて下り、そこで彼らを殺した。
 21節の「エリヤはみなの前に進み出て言った。『あなたがたは、いつまでどっちつかずによろめいているのか。もし、主が神であれば、それに従い、もし、バアルが神であれば、それに従え。』しかし、民は一言も彼に答えなかった。」に突き当たったとき、「しかし、これはがっかりだな。どれくらい事なかれ主義なんだよ。いつの時代も同じか。」と思ってしまいました。日本のクリスチャントゥデイは韓国クリスチャントゥデイの以下の報道を紹介したのですが、日本のキリスト教界からはまだ一言も答えがないように思えたからです。
しかし、エリヤの時代もバアルの預言者が450人もいればビビって反対の声をあげるどころじゃない雰囲気だったというのは想像できます。だからイスラエルの民に行動する勇気を与えるためにエリヤは提案をしたのでしょう。バアルという偶像を拝むのを止め、火をもって答える神様を畏れ、拝むという行動を取る勇気与えるための神明裁判の提案でした。

今回の韓国CTの報道は「バアルの預言者たちを捕えよ。ひとりものがすな。」の声そのものだと思います。これはイスラエルの民に向かって発せられた声です。

「ニュースNジョイの金日成を偶像崇拝する預言者たちを捕らえよ。ひとりものがすな。」

これだと思います。最初は黙っていたイスラエルの民も神様の火を見たらバアルの預言者を捕まえるというアクションを取りました。大韓イエス教長老会高神教団がその良い例だと思います。今高神教団では主体思想派狩りが敢行されているそうです。これが自浄というものであり、イエス・キリストが細縄を作って両替人を追い出した行為が象徴するものだと思います。

今回ニュースNジョイの主体思想派主導を裏付ける大量の物的証拠が出てきたのは本当に神様が火を送ってくれたのに等しい奇跡でした。韓国のキリスト教界はそれがどんな火なのか見ただけでわかったということです。

日本のキリスト教界がこの火をどう見るか?これが今問われている問いなのでしょう。神様からすると、「私はあなたの祈りを聞き、火を送った。あなた方はどうするのか?」って聞いてるわけだと思います。

「金日成を偶像崇拝する連中がのうのうと福音派のクリスチャンのふりをして、それを福音派が今まで受け入れられてきたが、今ようやく証拠があがってバレて排斥されている」という事実。

日本のキリスト教界はこれをどう見てどう対処するのでしょうか?

特に福音派。

これは、根田さんのキリスト教界における生死と密接に関わっているから非常に答えを出しにくい問題でもあります。

例えば、ある日本の教団が、
ニュースNジョイについての声明 
○月○日
韓国キリスト教界で明らかにされたように、ニュースNジョイは主体思想派の金日成偶像崇拝者で、戦前の天皇崇拝者の国家神道と何ら変わるものではありません。むしろ福音主義の革を被ってキリスト教の破壊をしようとしている狼だという点で、キリスト教にとっては国家神道よりもさらに悪質な勢力です。このため、本教団はこれと内通、協力、擁護、利用し、キリスト教を弱体化させ、破壊し、主体思想を肯定的に受け取るようキリスト教界を扇動する行為に加担する者が教団加盟の教会にいる場合、該当者の所属教会の教師がこれを止めるよう訓戒し、従わない者はこれを改めぬかぎり教会籍を剥奪することを、役員会によって決定しました。主にありて。
文字通りこうじゃなくても、このような見解や声明を出せるなら、その教団は韓国のキリスト教界もしくは他国のキリスト教界から正常だと判断されるでしょう。しかし、根田さんが死に物狂いで「クリスチャン新聞でXXと書きますよ」などと脅迫と根回しを繰り返し、その教団の意思決定に介入し、万が一「ニュースNジョイはキリスト教メディアです」などという血迷った見解の声明を出させたら。すべての教団に根田さんがそういう根回しをして成功したら、日本のキリスト教界、特に福音派にはたぶんもう未来はないと思います。

こういう考えをある福音派の牧師先生に話したところ、「そういう声明があったら異議を唱えます。」とおっしゃってくださいました。

それでも僕が「日本ホーリネス教団の意思決定に根田さんが介入して実際そういう声明が出るのがあり得るから怖い。」と申したところ、「その時は徹底的抗戦します。」ともおっしゃってくださいました。ガッツがありますね。

その先生は「ニュースNジョイはインチキカルト的メディアである証拠は多数出ております。CTが異端カルトである証拠は皆無。そういうことです。根田はグルなのか、そうでなかったら目が曇っているということ。エレミヤの時代と同じ状況と言えると思いますね。偽預言者による平和宣言とか。」ともおっしゃっていました。

根田さんはニュースNジョイ主体思想派暴露報道「以降」、「ニュースNジョイはキリスト教メディア」などという主張を繰り返しています。

ニュースNジョイに「金日成秘密裏偶像崇拝罪」と「福音主義キリスト教詐称煽動破壊罪」の罪状を突きつけた瞬間、ニュースNジョイを嬉々として引用し、無批判無検証に利用し、CTを異端に祭り上げた根田さんにも同じ罪状が突きつけられること。これが福音派のジレンマになるかもしれません。

根田さんは結局、まだ福音派の「身内」なのだとおもいます。身内を切るのは痛みが伴います。

しかし、今韓国のキリスト教界で始まったニュースNジョイ断罪排斥運動の炎を、鎖国して日本のキリスト教界が防ぐことなどできるのでしょうか?

今回、根田さんが所属する日本ホーリネス教団を始めとする福音派の信徒、牧師、神学者、その他関係者の皆さんには深刻な問題提起をしなければなりません。今福音派はニュースNジョイが燃やされている神の炎を目の当たりにして、根田さんに対して「ニュースNジョイから手を切れ」と説得している過程にありますし、そのような自浄作用が働く様子から希望が見て取れます。

先ほどとは別のある牧師先生は根田さんに対して
「クリスチャントゥデイ問題とは別にして、ニュースNジョイを韓国のキリスト教界で信頼がおけるというご発言は、本当ですか?私は、その逆の評価を、韓国の牧師さんから得ています。
井出さんをかばうつもりは毛頭ありませんが、逆に、井出さんが出してくる情報に対して、ニュースNジョイをかばってしまうと、韓国や日本にいる誠実な牧師や宣教師から、この問題に対して、心が大きく離れていってしまいますよ。『やはり、根田さんが赤旗の取材で意見を寄稿されるということは、やはり確信的な赤だったのか?』という疑念が出てくるなど、日本以上に韓国では強い拒否反応が起こるでしょうから。
政治思想の争いになる前に、福音真理の戦いに戻っていただけませんか?」
とおっしゃっていました。 ニュースNジョイを庇うのはもう無理だということです。

しかし、韓国クリスチャントゥデイとニュースNジョイの戦いと、その代理戦争でもある日本クリスチャントゥデイと根田派の問題提起者の方々の戦いは政治思想の争い「だけにとどまりません」。確実に福音真理の戦いでもあります。なぜでしょうか?ニュースNジョイがキリスト教界を騙し、思想化工作を通してキリスト教の弱体化を進める細胞組織、扇動組織だからです。

福音真理をニュースNジョイを放置してキリスト教が弱体化させられ、多くのクリスチャンが金日成主義者に改造されるのをクリスチャンが、牧師が、神学者が手放しに放置したら福音真理を守れるのですか?いいえ。守れません。だから韓国のキリスト教界は今断固としてニュースNジョイを排除に向けて動いているのです。ニュースNジョイとの戦いは政治思想の争いであり、同時に、福音真理の戦いなのです。そして韓国クリスチャントゥデイと日本クリスチャントゥデイは先陣を切って、矢面に立って、この戦いを戦っているのです。

根田さんが頑固にニュースNジョイ擁護の立場を死守するなら、日本ホーリネス教団は膿を切り捨てる措置をとるべきではないでしょうか?日本ホーリネス教団だけではありません。いのちのことば社、日本福音主義神学会、日本ローザンヌ運動、JTJ神学校、その他根田氏が所属するすべての団体、特に福音派の団体は、ニュースNジョイについて現時点での、暴露報道以後の、立場を表明するべきではないでしょうか?目をつむって、聞こえないふりをして、知らないふりをして、これを通り過ぎることはもうできないと思います。

そして、根田さんがニュースNジョイを擁護し続けるのならば、根田さんを諭し、諌め、訓戒し、勧め、丁寧にニュースNジョイから手を切るように導かなければなりません。それでも根田さんがニュースNジョイを擁護するなら、痛みを伴ったとしても、根田さんを排除せねば、ニュースNジョイが賛美、崇拝する金日成を現人神として国体の中心に据えた、朝鮮民主主義人民共和国の圧政の元で、日々虐待され、苛烈な人権侵害を受け、動物以下の存在として扱われ、毎日残虐に殺され、殉教していくクリスチャンの兄弟姉妹に、私達は何と弁解すれば良いのでしょう?

僕はアメリカの福音派に属するクリスチャンとして、部外者の目でこの状況を見ています。同時に今は属していないとしても、僕の信仰的基礎を形作る場所であった日本の福音派には恩義があるため、これを思っておせっかいかもしれませんがものを言います。韓国のクリスチャンとも縁があるため、韓国の福音派の現状が刻一刻と耳に入ってくるため、危機感を感じています。

日本の福音派には友人も人脈も名声もない石のような存在だが、叫びたい。「バアルの預言者たちを捕えよ。ひとりものがすな。」と。

2018年12月10日月曜日

韓国CTとニュースNジョイの因縁

一見関係のない2つの別々の問題に見える「クリスチャントゥデイを異端に仕立て上げてキリスト教界から抹殺しよう」という問題と、「ニュースNジョイは主体思想派のキリスト教弱体化工作のための扇動組織である」という問題。最初は何がきっかけだったのか?っていうところを見ると、つながってくるものがあります。

1.宗教マフィア

大韓イエス教長老会統合教団の崔三卿牧師という自称異端専門家、異端鑑別師を名乗る人が3人の同種の人たちと韓国の様々な教会を訪れて「あなたの教会を守るために異端対策をしてあげよう。だから異端対策費用としてXXX万ウォンを払ってください」というビジネスをしていました。中には払えない牧師や払いたくない教会がありました。「いやそんなことしなくていい。帰ってください」と言った牧師はニュースNジョイに女性スキャンダル、異端疑惑、金銭問題などを報道され、韓国のキリスト教界から「正義の名のもとに」抹殺されました。実はニュースNジョイの捏造だったのです。自分の教会の牧師が失脚し、教会が潰され、自分の教会を失った信徒は悔しさと悲しみに暮れます。崔三卿牧師は異端対策費というみかじめ料を徴収する「宗教マフィア」だと呼ばれるようになっていました。

2.作戦会議

その後韓国クリスチャントゥデイが大韓イエス教長老会合同福音教団の張在亨牧師によって創立されます。記者は世間知らずの若者です。ただ正義感にあふれて突っ走る人が何人かいたようです。ある日クリスチャントゥデイに電話録音の音源が届けられました。崔三卿牧師とお仲間の宗教マフィアが正統教会の牧師Aをどのようにして異端に仕立て上げるのか作戦会議をする電話でした。オウンゴールですね。自分で異端捏造の手順を語ってるんですから。この時点で張在亨牧師を批判する人は韓国のキリスト教界にはだれもいませんでした。もちろん以前統一協会やその関連団体にいて、そこを出て正統な教会の牧師をしている人は多くいました。ただ、暗黙の了解として互いにそのような過去は触れないというエチケットのようなものがあったようです。

韓国クリスチャントゥデイにもたらされた崔三卿牧師を告発する電話音源は他の多数のキリスト教メディアにもすでに送ってありましたが、ニュースNジョイによる報復捏造報道を恐れて誰もこれを公開し、批判的に報道するメディアはありませんでした。何も知らないで驚愕した韓国クリスチャントゥデイの記者以外は。韓国クリスチャントゥデイにある記事が掲載されました。電話録音を詳細に記述し、正統な牧師をどのように異端として捏造するのか協議し、次のステップを整え、方向性を決める様子が暴露されました。他の新聞が報じないのでスクープになってしまいました。韓国のキリスト教界がざわつきます。崔三卿牧師やニュースNジョイなどの被害者らは内心「よくぞやってくれた」と思いつつも、「大丈夫か、標的にされたらひとたまりもないのではないか?」と心もとない思いもあったそうです。

3.殺れ

崔三卿牧師がある日いつものように異端捏造をしようとして気づくと韓国クリスチャントゥデイにそのことがバラしてありました。小悪人なら焦って震えるのですが、自分のメディアを従え、自分が黒といえば白も黒くなる権力者は一味違います。崔三卿牧師は怒りに燃え、「この若造が。人の領域(シマ)あらしやがって。まあいい。こんな無名の新聞すぐに潰してやるから。」崔三卿牧師はいつものようにニュースNジョイの記者に連絡をしました。「次はクリスチャントゥデイだ。何か探せ。そして殺れ。」この瞬間から、崔三卿牧師とニュースNジョイは韓国クリスチャントゥデイと決して共存できない、どちらかが生き残り、どちらかが死ぬまで死闘を繰り広げる関係になりました。韓国クリスチャントゥデイの報道が「正しい」ことになれば崔三卿牧師は社会的に死ななければなりません。異端捏造の暴力という剣によって韓国クリスチャントゥデイのペンを折れ。これが崔三卿牧師の殺害命令だったのです。

4.ペンと剣

韓国クリスチャントゥデイのあら捜しをしますが、金銭問題、女性問題、どちらもクリーンでした。残る選択肢は異端捏造。設立者である張在亨牧師の経歴、発言、教えの内容、数百ページの文章をニュースNジョイ記者は漁ります。張在亨牧師は若い頃統一協会の外郭団体でキリスト教の福音宣教をしていたことがわかりました。「やった。見つけた。」ニュースNジョイの記者は使命感に溢れます。主体思想の勝利のためにまた一人牧師と、新参のキリスト教メディアを社会的に抹殺できそうだ。キリスト教の弱体化に貢献できそうだ。こうして作られたのが張在亨牧師統一協会前歴報道でした。ただ、今回の敵は違いました。安々と殺されてたまるかと血気盛んな若者が反論を報道し、ペンで対抗してきました。

5.「客観的な第三者」

崔三卿牧師が異端対策委員会の相談室長を務める韓国基督教総連合会(CCK)では、崔三卿牧師の発案により張在亨牧師の異端調査が開始されました。「ニュースNジョイが疑惑を報じているから調査せよ。」と自作自演を異端対策委員会の会議で発案します。このようにして、張在亨牧師は宗教裁判に引き出されました。ニュースNジョイはこれみよがしに報道します。記事は「CCKが異端疑惑で張在亨牧師を調査」です。マッチポンプにも程があるのですが、あくまで客観的な第三者を装って大々的に報道するのが異端捏造のこつだそうです。

根田さんが日本のクリスチャントゥデイを抹殺するための口実を探していたのがちょうどこのころでした。それでJEAが55の加盟教団に送ったFAXの内容が以下のように定まったということです。


日本福音同盟 Japan Evangelical Association
101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル内
TEL 03-3295-1765 FAX 03-3295-1933 E-mail office@jeanet.org
2004年6月17日
JEA加盟団体各位
JEA協力団体各位
主の御名を賛美いたします。
最近、いち報道機関として活動を始めた『クリスチャントゥデイ』に関して、さまざまな問い合わせが皆さまからございました。数ヶ月間、調査結果を待っておりましたが、一昨日、韓国の新聞社「韓国基督公報」を通じて次の内容の事が明らかになりました。

韓国クリスチャントゥデイ新聞の常任理事、張在炯牧師は、統一協会の核心メンバーであることが判明。このことについての記事が韓国のオンライン新聞であるNews N Joyに出ている。基督公報の取材によれば、海外ネットワークとして日本と中国に力を入れているらしい。張在炯牧師は現在合同福音教団の総会長ですが、韓国基督教総連合会から異端として調査中である。(クリスチャン新聞提供)
上記の調査報告を深刻に受けとめ、JEAは今後、『クリスチャントゥデイ』の取材を一切受けないことといたしました。その事を関係者の皆様にご報告いたします。
主にありて
理事長 小川国光
総主事 具志堅聖

根田さんは崔三卿の保身と、ニュースNジョイのキリスト教弱体化工作のために用意した矢を知ってか知らずか、日本のクリスチャントゥデイに向かって放ったということです。


6.コインの裏と表

張在亨牧師は韓国キリスト教総連合会の異端対策委員会において、「証拠がなく事実でなく、異端性が全くない」と判断され、無罪放免となりましたが、結果これが冤罪であるため、責任者の処罰を求めますが、CCKの指導者らに「どうか穏便にしてほしい」となだめられて偽りの告発者らを赦しました。

一方崔三卿牧師は後に自分が異端であることが判明してCCKを追放されました。ニュースNジョイは今まさに炎上しています。コインの表と裏のように対象的な結末に終わりましたね。神様のどんでん返しはこういうものではないでしょうか?

最後に印象的なエピソードをひとつ。

宗教裁判の検察官よろしく崔三卿牧師が張在亨牧師を調査するときに、崔三卿牧師は面と向かって金持ち自慢をしたそうです。自分がいかに金が多いかを誇る崔三卿牧師はこう口走ったそうです。「ニュースNジョイの記者にあんたのことを調査させるのに3000万ウォンもくれてやったんだよ」賄賂を払って捏造記事を書かせてたことを自分から言ってしまいました。オウンゴールです。

書いていてバカバカしくなるほどの汚い話しですが、韓国のキリスト教界の腐敗した現実です。

ニュースNジョイの問題がクリスチャントゥデイの疑惑問題とはコインの裏と表の関係にあることがおわかりになったでしょうか?

ニュースNジョイ問題 フェイクニュースを信じるのか、連合機関と裁判所の判決文を信じるのか

韓国クリスチャントゥデイの10日付けの記事の翻訳を紹介します。

原文:http://www.christiantoday.co.kr/news/318310


ニュースNジョイを調査した専門家チーム、大型不正ゲート暴露目前

本紙は最近ニュースNジョイの背景にある金日成の主体思想を崇拝する勢力について複数回にわたって深層報道したが、ニュースNジョイはその内容について一言も否定できず、本紙が何の根拠もなく「従北のフレーム」をかぶせようとしているのだと言い張っている。何がそんなに急だったのか、礼拝もささげていないのか、ニュースNジョイは主日の9日、話にならない午後3時30分ごろと9時ごろ、長文の記事を2つも続けて掲載した。

そうしながらニュースNジョイは、日本にまで行って取材をしてきたとフェイクニュースや匿名の人物の情報、その正体と出どころを知ることができないノートを持ってきて、本紙設立者である張在亨牧師の疑惑提起をしているが、その内容はすべて当の昔の2013年、虚偽の事実として法的な判決を受けた(関連記事リンク)。すでに虚偽事実の流布者らが敗訴し、裁判所の命令により、1千万ウォンの賠償金も納付して、自分たちが掲載した誹謗をすべて削除した事件の文献にある内容をもって、いきなり疑惑を再点火しようとしていることが正気なのか?

裁判所の明確な判決があるにもかかわらず、敗訴したことがないと主張することもやはりフェイクニュースだ。なぜこのようなことが起こっているのだろうか?日本社会の文化は、裁判の結果については非常に厳重なので敗訴した側は強力にその責任を追及されるため、虚偽事実流布者たちは、何とかして責任を逃れるために局面転換を図っているためだ。しかし、法的に終結したので、いくら再点火させようと数年間必死になっても再点火できてない。

この事件について、日本国内で陰湿な攻撃を主導した人物は、すでにきれいに謝罪したが、これは非常に勇気があり、素晴らしい姿勢だ。本紙は必要に応じて、これを後日公開する方針だ。その後も追従者らが、追及が恐ろしくて問題を起こし続けてきたが、これ以上国に恥をかかせず、公に謝罪せよとの教会世論の圧力を受けている。

本紙の取材によると、日本では張牧師所属教団の教会はすべて健全な信仰を持っており、いわゆる「脱退者」は存在しない。出席教会を移したり、離れることは、個人の信仰の自由に関わる問題であり、キリスト教会内で数多く起きていることにもかかわらず、「脱退者」と表現することも問題だ。この単語を使うこと自体が異端操作プログラミングをする者たちの典型的な手法だ。

ニュースNジョイが取材のために日本で会った人物らも、嫌韓派人種差別主義者、正体を隠した匿名の人物、共産党機関紙のインタビューを受けた前歴がある人物など、その面々は見物だ。このような問題を知って会ったのか、知らずに会ったのかは分からないが、知らずに会ったとしたら教える意向がある。だが、知った上で会ったなら、責任を免れるのは難しいだろう。

ニュースNジョイは聖なる家庭を作ろうという趣旨の礼拝についても、「合同結婚式」だと言い張って、統一協会のフレームをかぶせようとするが、これもまた韓国基督教総連合会(韓基総)の調査でいちいち写真対比をした結果、虚偽事実と明らかになった。世界的規模で成長した教団の教会について、このようなとんでもない陰湿な攻撃をすると、いったい誰が信じるだろうか?

この事案は、韓国でもやはり教会法的に社会法的にすべて完全に終結した。まず、韓基総は数年にわたる調査の末、張牧師に対して4回にわたって何の嫌疑もないとの結論を下した(該当結果についての韓基総公文書)。その当時、韓基総は韓教連と分裂する前で、合同と統合など、すべて主要な教団がそこに加入しており、韓基総は名実共に韓国教会を代表する連合機構だった。張牧師を陰湿に攻撃した側も調査に加わり、すべての資料を提出して主張を展開した上で出てきた結果だ。

張牧師自らも韓国と日本と米国で複数回信仰告白を明らかにしており、疑惑についても確実に否定した(2008年6月に韓国クリスチャントゥデイに掲載した信仰告白文2012 年10月、韓国福音主義協議会の指導者たちと一緒にした記者懇談会での信仰告白)。従って、これに対する疑惑は完全に終止符を打ったのだ。

さらに重要なのは、本紙の創設者は、すでに本紙と法的に何の関係もない米国在住の神学者であるという点だ。彼に対して再臨主異端という陰湿な攻撃を国内で最初に掲載したドゥルソリ新聞も、やはりすでに法的に有罪判決を受けた(関連記事リンク)。それでもそれ以上の証拠が必要なのか?

また、ニュースNジョイは今、のんびりすでに終結した他人事に興味を持つ時ではない。今ニュースNジョイは教界内に浸透した主体思想追従者らの細胞組織なのかという論難―ある牧師はニュースNジョイを教界に入ってきた「トロイの木馬」と表現した―について立場を表明できていない。なぜ、そうだとしたら「そうだ」、あるいはそうでなければ「そうではない」と答えないのか?

「私たちはそのような信仰を信じていないし教えたこともない」と言って、北朝鮮の金日成主体思想と全体主義独裁体制について非難したら良いのではないか?張牧師がすでに複数回行ったように、公に信仰告白をしたらきれいに整理される問題ではないか?ところが、答えずに、「従北フレーム」だと言ったり、「日本から何か出てくるのを防ごうとしている」と言ったりすることは、論点をかなり逸脱したものだ。

本紙がそもそもこの事件について深層取材と報道を始めた理由は、ニュースNジョイの大型財政不正スキャンダルについて告発するためであった。本紙はニュースNジョイの財政問題について10年前も報道したが、最近、この問題が再び集中的にあらわになった。

ある保守の人物が国内主体思想追従者らの勢力について非難する内容のユーチューブ動画で、ニュースNジョイの関連機関(財)ハンビットヌリが過去4年間、毎年約30億ウォンに達する後援金を国内有数の企業と団体から受け、そのうちの過去4年間で10億ウォンを超える金額がニュースNジョイに流れていたという事実を暴露した。これについてなぜこれらが教会を破壊する勢力と、金日成を追従する勢力に資金を出すのかと非難が殺到した。これで現在、専門家らを中心としたタスクフォースが構成され、ニュースNジョイの財政問題について集中的な研究が進んでおり、その結果が本紙に続けて情報提供されているが、これは実にニュースNジョイの存続を左右するほどの内容だ。

特に本紙の情報提供者らは、教会が金日成追従勢力の実体を知らずに後援しているのであれば、自分も知らないうちに悪の勢力を助けることなので、この問題を赤裸々に公表すべきだと口をそろえている。ニュースNジョイは、このような自身の梁(はり)を先に見るべきで、なぜ何もない他人のちりを探そうと遠い道を行き来しながら苦労するのか、哀れでしょうがない。さらに本紙がニュースNジョイについてこれまで報道したことは、今後提起する問題に比べれば氷山の一角にすぎない。

日本福音同盟のある重鎮牧師は「普通、日本の左派は、自分たちがあちこち火をつけておいてから『火事だ!』と叫ぶという点に注目するように」と話し、「だからこのような戦いをするために、揺れることなく断固とした心を持って最後まで戦うべきだ」と助言した。

ニュースNジョイの実体について本紙の記事が出て以降、実に多くの牧会者と信徒からこれを支持するとの連絡が来て、業務が麻痺するほどであった。これは、ニュースNジョイがどれほど多くの問題を持っており、これにより、どれほど多くの人々がこれまで苦しんできたのかを如実に示している。

ニュースNジョイがただ本紙が指摘する問題にのみ答えれば、あとは読者が判断することだ。しかし、ニュースNジョイはなぜ指摘された問題について語らずに、米国の牧師を引っ張り出して、非難を浴びせて感情的に対応しているのか、このように論点を曇らせる姿勢が、果たして事実究明に何の効果があるのか?本紙は、このような反キリスト教偶像崇拝勢力に対して断固対抗し、目をつぶらずに、ただ神と読者だけを見つめて、韓国教会の前にその真相を究明する。

2018年6月15日金曜日

張在亨牧師と70年代の韓国のキリスト教界

  1970年台当時の韓国の「反共の」キリスト教界で起きた事象は現代の日本とは時代が違い、場所が違い、文化も違う「文脈」で起きた事象なのです。靴を履いてアスファルトで舗装された道を歩き、砂嵐もない現代の日本に生きる人が、イエス様が弟子の足を洗う場面を理解するときに、サンダルを履いて歩いて外から家に入るときには洗わないといけないくらい足が砂だらけになる2000年前の中東の「文脈」を一旦頭に入れないと理解が難しくなります。これと同じように、1970年台の「反共の」韓国キリスト教界の事象は「意外と」理解するのが難しいということを忘れてしまうと、安易に「現代の日本のキリスト教界が現代の日本の統一協会について持っている常識というバイアス」のかかった判断を、バイアスに無意識に、「自分にはバイアスがない状態で見ているという思い込みを持った状態で」してしまって「違和感」を感じることもあるでしょう。もし僕が言ったことに違和感があればそれも違和感の原因の一つかもしれません。 

 また、誤解を持たれるとかもしれないのでいいますが、だからといって僕が「日本のキリスト教界が現代の日本の統一協会について持っている常識は間違っている」と言っているわけではありません。僕は「その常識」は正しいと思っています。しかし、僕が言っているのは「その常識」が1970年台の反共の韓国キリスト教界と統一協会の関係に「そのまま」「全部」当てはまるかと言うと、そのままは当てはまらない事象や、一部分しか当てはまらない事象があるということです。 

 なので何度も前置きしますが、1970年台の韓国の反共のキリスト者らと統一協会の間で起きた事象を扱うときはどんな事象を扱うときも過去日本、現在日本、過去韓国、現在韓国の4通りの場合分けを意識して考えることが重要だと思います。過去の韓国のキリスト教界と統一協会の関係に関する事象を、「現在の日本ではこのように解釈するのが当たり前」「過去の日本ではこう解釈するのが当たり前」「現在の韓国ではこう解釈するのがあたり前」という視点で「うっかり」見てしまうと、「あり得ない、普通じゃない、理解できない、変だ、受け入れられない」ことが出てくるのは当然だと思います。 

 World Wide Webがはじまったのが1990年です。インターネットで検索して出てくる資料は90年以降に書かれたものが大部分でしょう。1970年台の韓国キリスト教界の状況を見るとき、文献を当たるにもデジタル化の壁、時代の壁、言語の壁、国家の壁があります。私達現代日本に生きるクリスチャンがこの問題を論じるにはデジタル化される前の、1970年台に韓国という場所で韓国語という言語で書かれた本、雑誌、教会発行の小冊子、セミナーのプログラム表、会議の議事録などを手に入れる必要があり、韓国語ができる日本人はそのまま読めますが、韓国語ができない日本人は誰かに翻訳を依頼しなければいけません。翻訳するにもデジタルのテキスト形式でないものは一旦ハングルにタイピングするか、Optical Character Recognition (OCR/光学文字認識)ソフトウェアを通してテキストデータにしてから機械翻訳にかける必要があります。

 これがこの問題で重要となってくる一次資料の収集と解析です。韓国語でウェブ検索をすると、1970年台の1次資料の写真を取ってPDF化したものを教会、教団、神学校、出版社などのウェブサイト上や掲示板にアップロードしたものを見つけることができます。ウェブで韓国のクリスチャンに頼らずやれるのはこれが限界でしょう。韓国のクリスチャンで協力してくれる人がいる場合はもっと調査範囲と収集可能な資料の幅が広がります。韓国の70年台の印刷物をウェブ上にないものの写真を取って、PDF化したり、テキスト化して日本にいる私達に送ってもらうことも可能です。そしてその上で70年台、韓国のキリスト教界で共産主義と実際に戦った牧師、信徒、学生らにインタビューすることも1次資料を集める上で重要な作業となります。インタビューは韓国語ができれば直接韓国語ですればいでしょうが、韓国語ができない人は通訳を依頼しなければいけません。 

 僕は記者としてこれらのことをやって、韓国語も学んで、1次資料を集め、翻訳し、解析し、判断材料にしてきました。それでも1970年台の韓国の反共のキリスト者の置かれた「文脈」を完全に理解したとは言えません。生まれてもない時代でしたし、その場にいなかったのですから。しかしある程度は理解したつもりです。だからといって僕が言っていることを鵜呑みにしてくださいと言っているわけでもありません。僕が言っていることはそういう1次資料に基づいているので疑義を呈する場合は反証となる1次資料があると良いということです。僕がなぜこのような方法での資料収集をするようになったのかの背景は以下のようなものです。 

 僕は国際基督教大学に2003年に入学し、2004年7月1日にクリスチャンになり、部活を辞めて2005年からクリスチャントゥデイの記者をやるようになりました。2005年にはすでに「CTは統一協会だ」という明らかな虚偽を問題提起者が噂として流布していました。問題提起者の主張が間違っており、風評被害によって迷惑しているのでこれを止めてもらうよう問題提起者らと会談を持ったこともあります。その会談に第三者として当時日本脱カルト協会理事、日本キリスト教協議会書記、日本福音ルーテル教会三鷹教会牧師で、統一協会の専門家として知られていた平岡正幸先生が参加されていました。平岡先生の牧会されていた三鷹教会はICUの敷地のすぐ横のルーテル神学校に併設された教会で大学から歩いていつでも行ける教会でもあり、この問題について意見を聞かせていただくために何度か訪問して話をしました。 

 会談の感想として平岡先生は以下のようにおっしゃいました。

「カルトかどうかは慎重にしないといけない。私は今のところ判断を保留する。会談に立ち会って。Yさんの論陣は韓国側の資料にあるが、実際の資料を提示して話をしなければいけないと思った。お互い資料不足だったと思う。張氏が統一協会の信仰を持っていたかどうかが、最初の議論だった。それを含めて議論は全部が平行線だった。統一協会側の資料が、統一協会だから信用できないと言うことと、統一協会側の資料だから信用できると言うことで平行している。どちらも討論であって、資料によって明確化していけばいいと思う。議論の内容が大切だと思う。私が立ち会ったのは議論の内容を吟味しようと思ったから。CT側の主張では張先生がそう(統一協会の信仰を持っていなかった)言ったことだからとあるが、証明にならないところがある。もっと互いに資料を出し合うべきだと思う。もう一度討議するときがあれば、行く用意がある。会談全体に関してはそういう印象を持った。脱会者と似ているかどうか。統一協会の信者たちとずいぶん話をしてきたが、やっぱり確実な資料に基づいて進めていかないと、お互い(の主張の正当性を)認めることはできない。統一協会の資料は正しいものも、間違ったものもあると思う。吟味することが大切である。」

 「私は今はクリスチャントゥデイが統一協会系(別働隊もしくは外郭団体)だとは思ってない。2004年の春に新聞を発行したときは、そう思われた理由が会った。社説が、第一号で非常にファンダメンタルな感じで、ブッシュ大統領のような立場だった。そういう立場もアメリカにはある。クリスチャントゥデイの持っている立場としては強烈に統一協会を批判する立場だった。そのキャンペーンの張り方が通常ではなかった。それはやはり、過去に張先生が、疑惑をもたれていたので払拭したいという気持ちが強かったと思う。そういう形での払拭ではなく、資料としてしっかり提出しないといけないと思う。(クリスチャントゥデイには)そういうことが求められていると思う。」

 こういうわけで、1970年台の韓国の反共のキリスト者についての資料に基づいた議論をやっていく必要性が生じたということです。そして僕が1次資料にこだわる理由についてですが、日本で手に入る2次資料はネットで手に入るものでも、デジタル化されていないものでも、1970年台の韓国で起きた事象について、過去日本、現在日本、現在韓国の視点から書かれたもの、そして統一協会が信者を統制するために都合よく解釈し、脚色し、事実の取捨選択をした「統一協会の歴史認識」を事実検証することなく鵜呑みにした視点から書かれたもので溢れているからです。1970年台の韓国の資料や証言で、「執筆年代が80年台でもなく、90年台でもなく、70年台であり、執筆者が統一協会の信者でなく、当時その場にキリスト者としていた人である資料や証言」に当たることがバイアスを極力排除して当時の状況を「違和感なく」理解する上で助かりました。 

 統一協会が現在公式的に出している統一協会の歴史は、統一協会が彼らの「歴史認識」に都合良く脚色したものです。その歴史認識は「統一協会は最初から統一協会だった」というものです。統一協会としてはそうあってもらわないと困るのでしょう。韓国という国の成立の貢献度を独立運動の闘士のみに起因させ、日本の植民地政策が果たした学校設立、インフラの整備などの貢献度があたかも全く無く、全部韓国人が自力でやったかのようにする歴史認識と同じようなものです。韓国の特定の人には日本が学校作ったよとか言う人は都合が悪いのと同じように、最初期の統一協会はキリスト教から派生した一種の運動であり、多くのクリスチャンが参加していたなどとう言説、つまり反共のキリスト者の歴史認識は「過去現在の日本のキリスト者の統一協会に関する常識」から見るとおかしいこともあるでしょう。

 前置きがものすごく長くなって申し訳ないのですが、この問題に向き合うときに必要なことだと思います。これらを踏まえてですが、1970年台前後の韓国キリスト教界と統一協会の関わりを、つまり張在亨牧師が当時置かれた「文脈」を、「統一協会から見た視点」ではなく、「日本のキリスト者からみた視点」でもなく、「韓国のキリスト者から見た視点」で書かれた出来事の記録とその解釈や評価について読んで見る必要があると思います。

 知っておられる方々もいらっしゃるかと思いますが、韓国に韓国基督教歴史研究所という学術研究機関があります。1990年と91年に日韓のキリスト教の歴史のセミナーを東京とソウルで開催したり、教文館から「韓国キリスト教の受難と抵抗 -韓国キリスト教史1919-45年」と題した書籍が翻訳されて出版されていたり(https://www.kyobunkwan.co.jp/xbook/archives/13881)、富坂キリスト教センターの「日韓キリスト教関係史」研究会に参加する所員がいたり(http://www.ceam.asia/tcc/protcc.html)しますので、キリスト教の研究機関だと見てよいでしょう。この研究所が1991年7月から発行している学術誌で「韓国のキリスト教と歴史」という学術誌があります(http://www.ikch.org/site/journal/journal_info/)が、2004年3月に発行された第20号に収録された論文に湖南神学大学校(大韓イエス教長老会統合教団の神学校)の李進龜(イ・ジング)教授が執筆した「統一教会のクリスチャン認定闘争と宗教統一談論」という論文があります(https://www.dbpia.co.kr/journal/articleDetail?nodeId=NODE01093042)。李進龜氏は、湖南神学大学校神学部神学科の招聘教授教授で(http://en.htus.ac.kr/menu04/profile-visiting-ljg.htm)、日本でも「越境する日韓宗教文化 ― 韓国の日系新宗教 日本の韓流キリスト教」の第八章 統一教会の日本宣教――日韓比較の視座――の執筆も担当しています(https://www.ajup-net.com/bd/isbn978-4-8329-6757-1.html)。

 論文が長いので全部読むのは大変だという方のために一部引用します。機械翻訳をしたもので、日本語表現がおかしくなっているところは修正しました。(修正しきれていない点もあるかもしれませんので、ご指摘ください。)丸括弧は僕の補足です。

――― 

(韓国)国内のキリスト教界は統一教会の任意の認識と態度を示した。キリスト教界が統一教会の存在を意識して警戒態勢を持つの決定的な契機を提供したのは、いわゆる「連帯事件」と「梨大事件」である。1955年に起きたこの事件は、当時の代表的なキリスト教系大学であった延世大学校と梨花女子大学の一部の教授と学生が統一教会に入信した事実が明らかになり、世人の注目を浴びた。学校当局は入校した教授と学生に統一教会から脱退することを勧めたが、これら従わなかった者らすべてを罷免し退学させる強硬措置を取った。22) 

 この事件の後プロテスタント教界は統一教会を既成教会を混乱させ、教会の基盤を侵食する「ガン的存在」と断定し、信者と教会の「保護」 の次元で警戒態勢を強化した。各教団は総会の次元で統一教会を「キリスト教を装った疑似宗教集団」と決意して、大規模な統一教反対キャンペーンを展開した。そして、このような運動をより効果的に展開するために「統一教会の汎教団の指導者協議会」、「文鮮明集団の韓国教会対策委員会」、「統一教会の韓国キリスト教対策協議会」のような汎教団的機構を創設した。 

 プロテスタント教界が取ったより具体的な措置としては、統一教会の「危険性」を信者に知らせる各種声明の頒布、統一教会関連雑誌や新聞への投稿を禁止、統一教会傘下企業の物品に対する不買運動、23) 統一教会に関連する、キリスト教の人たちの徹底捜索や懲戒などがある。このように、プロテスタント陣営統一教会を「要注意集団」とみなして一般社会とキリスト教から統一教を徹底的に孤立させる「ゲットー化」 戦略を使用するか、統一教会を「不可触集団」(untouchable)と規定する排除の戦略を駆使した。 

 一方、このような攻勢的な態度とは異なり、統一教の教義と世界観を「理解」の次元でアプローチする試みもあった。1968年クリスチャンアカデミー主催で開かれた対話集会が代表的な例である。統一教会を「学ぶ」の次元で始まったこの集まりには神学者30人、一般知識10人、 そして統一教の指導級人事10人余りが参加した。24) この席には統一教の教主文鮮明この直接参加し統一教会の理論的参謀の役割をしていた劉孝元が「原理講論」の内容を紹介する問題提起講演を行った。そして、その講演内容の参加者からの質問と統一教会側の回答に集まりが行われたが、当時のマスコミはこの集まりにかなりの関心を見せた。25) 

 その後も統一教会の公開的な議論の場、しばしば用意された。1969年と 1970年にそれぞれ開催された延世大学校神学大学院主催の神学公開講座26)とソウル大文理科大學の學林祭の行事の一環として、行われた公開討論会27)が代表的な例である。これらの公論の場で発表の機会を持った延世大学校の神学者だった徐南洞教授は「原理講論」について、かなり肯定的な評価を下した。 

 確かに原理講論は今までの韓国の神学界が産出した、神学書の中でその量においても、組織力においても、独創性においても、最高のものとして認められるにふさわしいものである。それだけではなく、原理講論は韓国的神学を志向している点においても独特で、その他の試みと提案に挑戦していて、世界の教会の新しい気流と「新しさ」に対する希望が他を抜きん出ている点などは、注視と研究の対象になりうる。28) 

  要するに「原理講論」は、その神学体系の膨大と組織力、想像力と独創性だけではなく、韓国的神学を目指して、さらに世界の教会の流れとも脈を同じくする新しい神学書という非常に肯定的な評価であった。 

 もちろん徐南洞教授が統一教会に賞賛だけをしたのではない。彼の論文では統一教の弱点と問題点についても細かく指摘している。彼の行なった統一教会批判の要旨は、① 神数理存在と見て、歴史を数理の調和として見ること、②「神の旨成就」で、神の責任分担を95%、人間の責任分担を5%と規定した点、 ③聖書の歴史批評の不在と黙示文学の過度強調、④領地主義的霊肉二元論⑤人類の歴史を6千年に見る非科学性⑥教会の更新と共産主義撲滅に重点を置いて韓国社会の不正と腐敗に無関心な点⑦だれか具体的な個人を指導者にする危険性などであった。彼の統一教会批判の核心は、その論文の結論部にある。 

  すでに心ある人らが、「教会の更新」という執達吏の張り紙を付け、「神の派遣」に出ようとする庭で、原理講論は再び聖フランシスが山の麓に立つ崩れゆくカテドラルの隣を通るとき受けた啓示の言葉をこだましている。「この教会を新たにせよ」29) 

  結局、このコメントは、現代神学が「教会の更新」の次元を越えて「世界の更新」という、より大きな課題に向かって進んでいるが、統一教会はまだ「教会の更新」という旧時代の課題にとどまっていることを風刺したものである。 

 このように徐南洞は統一教会の教義が持つ弱点と利点を一緒に認める態度を見せたが、大多数の神学者は統一教会の批判一辺倒の態度を取った。特にハンチョルハ教授は徐南洞教授が統一教会を過大評価していると批判し、統一教は現代神学のパラダイムとは無関係だけでなく、「セックスモチーフ」を持った神秘主義的「偶発宗教」に過ぎないと酷評した。30) 

 神学者イジョンソンも統一教会の「原理講論」は、「東洋の二元論を骨格に、聖書のメッセージを買う塊にして建てられた混合宗教の殿堂であり、統一教はキリスト教との距離が遠い一つの土俗宗教運動」と規定した。31)したがって統一教会が一つの「宗教運動」を展開することは、彼らの自由だが、その運動を「クリスチャン会議した運動」というのは「言語道断」であり、容認できないと攻撃した。同氏によると、統一協会の教義は、「非聖書」で「非キリスト教的」であり、統一教は 「クリスチャンの名前を口実にした疑似宗派"に過ぎない。32) 

 一方、第2バチカン公会議の後、他の宗教に対して開放的な態度を取りながら、宗教間の対話を強調してきローマ教皇庁も統一教会に対してだけ断固たる反対の態度を取った。教皇庁は、統一教会が営利事業、教主の脱税、信者募集での洗脳工作を行う「問題の集団」であり、「キリスト教を装った非キリスト教的集団」と規定した。 それとともにカトリック信者が統一教会に惑わされたり利用されないことをお勧めしている。33) 

 このようにカトリックとプロテスタント、保守神学、進歩神学を問わず、クリスチャン陣営全体が統一教の強力な批判的言説と反対運動を展開し、新生宗教集団の位置にあった統一教は生存戦略の次元で「認定闘争」を展開することになる。 

Ⅳ. 統一教会のキリスト教認定闘争 

 統一教会のキリスト教陣営の批判と攻撃は、「統一教会は、キリスト教ではない」という一つの命題に圧縮することができる。統一教は階層 文鮮明を 「再臨主」で偶像化する 「疑似宗教集団」であり、いくつかの宗教の要素を恣意的に組み合わせて作られた「混合宗教」であり、本格的な教義から外れ「異端」で、「血分け」と「ホンウム」を行なう「カルト」という非難と断罪はすべてこの命題を軸にして旋回している。つまり疑似宗教、 混合宗教、異端、詐教などの否定的な用語はすべて、この命題を強化させる強力な言説的効果を発揮している。 

 クリスチャン陣営によるこれらの「統一教会の非キリスト教化」(Dechristinization of Unification Church)の談話について、統一教会陣営は「統一教会のキリスト教化」(Christinization of Unification Church)談話で対抗した。 

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 ここまで引用します。この続きには統一協会がどのような理論や言説でキリスト教認定闘争を行い、それに失敗し、キリスト教であることを諦め、異教・他宗教として自己規定をしていったのかの過程が叙述されています。張牧師が統一協会でキリスト教の福音を伝えていたころ、キリスト教を刷新する運動体という意味で、「統一協会は、キリスト教である」という認識を持ち、元々キリスト教の教会に通っていた人たちが統一協会の中で張在亨牧師の伝える福音、正統なキリスト教の教義を聞いたとして、「この過去の韓国の文脈」では、統一協会への攻撃だと認識することはないのです。 

 これをキリスト教の牧師先生が現在の日本や現在の韓国で統一協会に乗り込んでキリスト教の福音を述べ伝えたら統一協会への攻撃だと認識されるでしょう。現在統一協会はキリスト教ではない異教だと自己規定しているのですから。ただ、そう自己規定するようになったのも過程があり、その前の段階もあったという歴史的背景を知る必要があると思います。