韓国のキリスト教の連合組織は現在3つあります。
1.韓国基督教総連合会(CCK) http://www.cck.or.kr/
2.韓国教会連合(CCIK) https://ccik.kr/
3.韓国教会総連合会(UCCK) https://www.ucck.org/
1.韓国基督教総連合会(CCK)
韓国の保守的なキリスト教の連合組織としては、CCKが最初にできました。CCK、崔三卿、張在亨に関して、何が起きたのか、CCKの代表会長を務めた大韓イエス教長老会合同教団のホン・ジェチョル牧師本人が、渡米した際に在米韓国系教会向けに概要説明した際の記事が最も客観的でまとまっていますので、参照してください。簡単に言うと、崔三卿牧師が張在亨牧師に因縁をつけて異端に仕立て上げようとして、CCKの異端対策委員会を不正に濫用したが、失敗し、かえって自分が異端だと規定されたという話です。
(日本語訳) https://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/07/blog-post_12.html
2.韓国教会連合(CCIK)
その後、CCK内で内紛があり、いくつかの教団が脱退して、CCIKを作りました。
ただ、CCIK成立の理由と背景について、差別扇動者らは事実とは異なった説明をしています。
実際は、CCK内のWCC問題と金権選挙問題が争点となりました。差別扇動者らはCCK内で張在亨牧師が正統認定されたことに反発した教団が離脱したからだと主張しています。この認識の相違について、客観的に分かる報道が、韓国の日経のような世俗の新聞である「毎日経済」の以下の記事です。この記事ではWCC問題と金権選挙問題を理由に上げています。
(日本語訳) http://web.archive.org/web/20200127144350/https://cultwatch.jp/cck-ccik-wcc-election-2012/
(韓国語原文) https://www.mk.co.kr/news/culture/view/2012/09/607724/
差別扇動者らは「CCIKにおいて、韓国のクリスチャントゥデイが異端とされた」かのような説を流布していますが、これも事実とは違います。差別扇動者らはCCIK全体の意思をもって何かが決定されたかのような言い方をしましたが、実際は、CCIKの正しい信仰守護委員会に崔三卿牧師に近い人物がいて、その人が単独で研究調査をしたにすぎません。このことを、韓国クリスチャントゥデイはCCIKに事実確認要請書を送って問い合わせ、2019年6月10日、CCIKは公文書により以下の回答をしました。
「2012年正しい信仰守護委員会で研究したことはありますが、異端に規定するために総会で決議したことはありません」「本会は異端似而非性を正しい信仰守護委員で研究調査し、会員教団に通知して参考にする役割をしますが、異端および似而非性を規定したり解除したりすることはしません」
公文書そのものとその日本語訳はこちらから確認できます。
http://web.archive.org/web/20200127144623/https://cultwatch.jp/ccik-david-jang-2019/
2019年には、CCIKの崔グィス事務総長は韓国長老会総連合会のソン・テソプ代表と共に8月末に訪米した際には、合同福音教団の張シファン総会長とソ・イルグォン事務総長の斡旋で張在亨牧師が奉職するワールドオリベットアッセンブリー(WOA)本部を訪れ、張牧師と歓談しています。
(日本語訳) https://nehemiaharchives.blogspot.com/2019/09/christiantoday.html
(韓国語原文) https://www.christiantoday.co.kr/news/325273
2020年7月8日にはCCIKに加盟する複数の主要な教団の代表者から、韓国クリスチャントゥデイ創立20周年を祝う祝賀のメッセージが寄せられました。以下祝辞を送った人の一覧:キム・ミョンヒョク牧師(韓国クリスチャントゥデイ編集顧問、韓国福音主義協議会前会長)、キム・ヨンハン博士(韓国クリスチャントゥデイ編集顧問、キリスト教学術院院長)、キム・ジノン牧師(トゥレ修道院院長)、クォン・テジン牧師(韓国教会連合代表会長)、キム・スウプ牧師(韓国長老教総連合会代表会長)、キム・ジョンジュン牧師(大韓イエス教長老会合同総会長)、シン・スイン牧師(大韓イエス教長老会高神総会長)、イ・ヨンフン牧師(韓国アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団代表総会長)、ハン・キジェ牧師(キリスト教聖潔教会総会長)、ソ・ガンソク牧師(大韓イエス教長老会合同副総会長)
日本語字幕付き祝辞動画:https://www.youtube.com/watch?v=yp1TOKIM5fE
3.韓国教会総連合会(UCCK)
また、CCIKでも問題が起きてUCCKが設立されましたが、張在亨牧師にも韓国クリスチャントゥデイも全くその原因とはなっていません。また、UCCKでは韓国クリスチャントゥデイに関しても、張在亨牧師についても、全く触れられていません。
韓国クリスチャントゥデイでは、UCCKに関する記事は非常に多く掲載されていますし、その記事の中にはUCCKのイベントに記者として参加し、取材しなければ書けない記事や、取材しなければ撮影できない写真が多数掲載されています。これは、UCCKが韓国クリスチャントゥデイをキリスト教メディアとして自由に取材させている事実を示しています。
以下は韓国クリスチャントゥデイが報じたUCCKに関する記事の一覧です。
https://www.christiantoday.co.kr/_search/?where=all&q=%ED%95%9C%EA%B5%90%EC%B4%9D
また、UCCKの元代表会長であり、現在UCCKの法人理事の1人である大韓イエス教長老会合同教団のソ・ガンソク牧師は2018年4月から韓国クリスチャントゥデイにコラムを掲載しています。最新のコラムは2024年8月4日付のものです。
2024年8月4日のソ・ガンソク牧師のコラム記事
https://www.christiantoday.co.kr/news/363047
ソ・ガンソク牧師コラム一覧 https://www.christiantoday.co.kr/sections/oc_P_Column/
0 件のコメント:
コメントを投稿