2018年12月29日土曜日

カルトプログラミングとは何か

 カルトではなかった教会に通っていて、その後様々な事情で通わなくなった人たちにあとから連絡をとって脱カルト牧師がカルト脱会者に施す脱洗脳プロセスと同様の手法で「あなたがいた教会は実はカルトであったのだ」という教え込みを繰り返しほどこし、最初はカルトであるとの認識をもっていなかった彼らの認識を事後変更し、過去を再解釈させ、「自分がいた教会はカルトであったのだ」という新しい過去認識を持たせること。

これがクリスチャントゥデイが定義した「カルトプログラミング」の概念です。

健全な教会を陥れて評判を傷つけ信徒を離反させ、「カルト冤罪」を被せられる事件は国内外で複数これまで起きています。しかし、上記のような概念に、名前がつけられた事例は存在しません。このため新概念を呼称するための名称が必要であると判断して、「カルトプログラミング」という単語を造語したものです。これに関連してカルトプログラミングを施す脱洗脳手法の実行者を、「カルトプログラマー」とも呼称することとします。

クリスチャントゥデイにカルトの冤罪を被せようとしている差別扇動者らは、カルトプログラミングをしています。カルトプログラミングを施された人を集めて「ビオラの会」と称する会を作り上げさえしました。単に教会に来なくなった事情があった人を、粉飾して脱会者に仕立て上げているわけです。ティラビアを輸入してきて、「鯛」のラベル貼り付けて、消費者にあたかも、日本近海で漁獲された鯛のように思わせるのと方法論的には同じです。

クリスチャントゥデイの記事、「カルトプログラマーの虚偽情報に基づいて異端フレーム工作に加担したキリスト新聞」は、このようなカルトプログラミングの事例について報じたものです。

正当なカルトに対する告発と、不当なカルト冤罪は似て非なるものですが、表面的には同じように見えます。だから、殺人冤罪でも、痴漢冤罪でも、どんな冤罪事件にも言えることなのですが、カルト冤罪も極力防止されなければなりませんし、そのために丁寧な事実検証と双方からの聞き込みは必要です。カルトプログラミングを施す者らは最初からカルト冤罪を被せる目的を持っており、その手法は被害者を捏造する欠席裁判そのものです。

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