2025年1月2日木曜日

キリスト教界の意思決定を握る少数の人物に干渉し問題をでっちあげる自作自演の英雄

クリスチャントゥデイ異端捏造問題の本質は、イエス・キリストの十字架によって罪から救われたと告白する人たちの信仰告白を否定し、うそつき呼ばわりし、本人らが信じてもいない異端教理を信じていると自白せよと強要し、キリスト教界の意思決定を握る少数の人物に干渉して、その宗教的権威を濫用して、関係の断絶を宣布させ、特定の人々に異端のレッテルを貼って差別し、また周囲にも差別させ、その人たちをクリスチャンとして扱わず、また周囲に扱わせないように強要することにあります。

この差別扇動を2004年に始め20年以上にわたり2025年現在も続けているのがクリスチャントゥデイの競合メディアであるクリスチャン新聞の元編集長である根田祥一氏という人物です。根田氏の主張は「クリスチャントゥデイは統一協会に類似している異端でありカルトであり問題だ」「〇〇教団も、△△教団も、皆がクリスチャントゥデイを問題視している」というものですが、実際は違います。

「皆が。。。」という主張も名前をあげると数人にしかなりません。「それぞれの教団の所属教会の教会総会でこの問題を調査、双方の当事者への事実確認、討議、投票、決議をしたのかどうか議事録を提示して証明せよ」と根田氏に述べたところで何一つ提示できません。

「それぞれの教団に所属する教会のうち何教会分の議事録を提示できるのか数を示せ。各教団の教区単位で、調査、双方の当事者への事実確認、討議、投票、決議したのか、議事録で示せ。各教団の教団単位で調査、双方の当事者への事実確認、討議、投票、決議したのか、議事録で示せ。」このように述べても根田氏は一つの議事録も提示できません。

もし提示できるのならば、クリスチャントゥデイが根田氏を事実無根の誹謗中傷による名誉毀損で訴え、根田氏の違法行為・不法行為が地裁と高裁で認められ、根田氏が法を犯した加害者であり他者に被害を与えたことが判示された訴訟において、根田氏はそのような教会、教区、教団の議事録を提出していたことでしょう。しかし、根田氏は一件もそのような議事録を証拠提出できませんでした。

逆に、根田氏が裁判所に証拠提出してきたのは日本福音同盟の理事会の議事録でした。その理事会には特筆すべきことに、峯野龍弘牧師が欠席しており反対意見を述べることができない状況でした。根田氏は日本福音同盟では何の役職も持っておらず、本来出席する資格のない根田氏が、競合の新聞社であり、直接利害関係にあるクリスチャントゥデイについての虚偽の証言を理事たちの前で行い、承服させ、意思決定に影響を与えていた議事録でした。

この理事会には、一方の当事者である根田氏は、あたかも利害関係のない第三者の証言者であるかのように呼ばれており、反対側の当事者であるクリスチャントゥデイは欠席裁判よろしく全く呼ばれておらず、事実確認や、根田氏による虚偽の証言を否定する機会すら与えられませんでした。

この数は、それぞれの教団を合わせた数千教会あるうち、1件だけです。CTの事務所まで訪問して、当事者への事実確認したのは、根田氏の醸し出す空気に忖度してしまったウェスレアン・ホーリネス教団1つだけであり、全会一致の結論にすら至っていません。なぜこの教団だったのでしょうか。

この教団の代表的な教会である淀橋教会の主管牧師が、クリスチャントゥデイの会長をつとめた峯野龍弘牧師であり、峯野牧師が日本福音同盟の元理事長であり、福音派で尊敬され、強い影響力を持っているからです。また、クリスチャントゥデイ現社長の矢田喬大と副編集長の内田周作が淀橋教会に所属しており、模範的なキリスト教徒といて信仰生活を送っているからです。

このため、根田氏と同調者らは、同教団淀橋教会に集中的にネガティブキャンペーンで攻撃し、根回しによる圧力をかけたのでした。ウェスレアン・ホーリネス教団自体が、根田氏と思想的親和性の強い日本基督教団の社会派に強く反発し、日本基督教団を離脱した教会によって結成されたという経緯も背景として考慮しなければなりません。

クリスチャントゥデイの件は、そもそも教会総会で話題にするような関心事になっていません。それほどの一大事としていかなる教会にも捉えられていません。一般のクリスチャンは知りもしません。知ったところで教会の問題として当事者意識をもって取り組んだりもしません。教会が関心すらもたないのに、なんで教区の関心事になるのか。教区の関心事にすらならないのに、教団の関心事になるのか。教団の関心事ですらないのに、教団の総意に基づく意思決定、投票、議決なんかあるのか。ないんですよ。ないから、少数の関係者を扇動して根田教信者につくりあげて、勝手な文章をばらまくしかないわけです。

では、ひるがえって統一協会のときはどうだったのでしょか?少なからず複数の教団の複数の教会に、それも多くの教会に、継続的に何年にも渡って、信者の親族が相談しに来ました。相談件数の年次統計が複数年相当数存在します。必然的に教会の関心事にならざるを得ないケースであったということです。教会単位で議論したり、意思決定したことはもちろんあったのです。教区単位でも議論し、議決した例は書籍などを見れば記録として残っています。教団単位でも議論されています。全体としての関心事、皆の関心事になっています。

クリスチャントゥデイに関してはそのような事象はおきておらず、統計を取ることも不可能です。20年に渡って2000年代初期の1件です。それはクリスチャントゥデイ元編集長の北村氏とその両親の親子関係が、北村氏がクリスチャンになる以前から険悪であったことに起因するもので、個人と親の間の問題です。クリスチャントゥデイとは直接の関係がない案件だったものを、針小棒大に誇張しているものです。

本当に問題があればボトムアップで、教会から教区へ、教区から教団に下から上に問題が上がってくるものです。根田氏がやってるのはトップダウンで意思決定の権限を持つ上の何人かをからめとって、忖度させて、問題のないところに問題をでっち上げ、「問題化」することです。例えて言うならばあたかも消防士を装った放火魔のように、自分で問題に火をつけて自分で火を消すヒーローを装って自分に忖度する同調者らに自分の自作自演の偽りの英雄行為を宣伝させ、上から下を扇動しようとしているのです。