2023年12月23日土曜日

張在亨牧師に関する諸事実

2004年から2011年まで、7年間計4回にわたった韓国基督教総連合会の調査では、崔三卿牧師が張在亨牧師の信仰歴や所属歴を問題化しようとしたが、信仰はキリスト教信仰を一貫して持っており、統一協会に入信したことも、所属したことも、統一協会の教理を信じたことも教えたこともないことが確認された。

韓国政府の文教部(日本文科省に相当)の記録によると、メソジストの聖化神学校が統一協会の成和大学になったのは1994年。張在亨牧師は1994年に統一協会の人々にキリスト教の教理を伝える脱会説得の活動をやめ、それまで聖書を教えていた人たちの群れを世話することに注力するようになった。1994年に大学を休職した張牧師は、それ以降1997年に退職するまでは授業自体をしていなかった。1994年に入学した学生らの中にはクリスチャンもおり、張牧師は彼らのケアをしていた。1998年に彼らが卒業するまでは彼らの面倒を見るという義務的な理由で張牧師は97年まで退職しなかった。このことから張牧師が94年以前に統一神学を教えるというのはあり得ない。また、94年以降にも教えてはいなかった。

韓国では、現代のほとんどの教団では女性牧師を容認している。しかし80年代、90年代当時の長老派の教団はだいたいが女性が牧師になるのに反対だった。張在亨牧師が合同福音教団に入る前に、張在亨牧師と聖書を学んでいた若者たちの中には男性だけでなく女性で牧師になる召命を持ってた人が複数いた。彼らは聖書を学び、イエス・キリストの福音を受け入れ救われ、その救いの喜び故に、自分もその救いを証ししようと伝道者になることを志す思いを神から授かった人たちだ。その思いを無下にせず、教派の壁を超え、女性でも受け入れ、伝道者として育成すると言ってくれたのがメソジストの教団である基督教大韓監理会(保守)だった。イエス・キリストの救いの喜びと、伝道を最も重要視するクリスチャンにとっては、アルミニウス主義とカルヴァン主義の違いなどどうでもよいのだ。伝道への熱い思いのない者が主義の違いにこだわり、党派心に燃えて争うのではないか。

そこで張在亨牧師自身は長老派の教会で生まれ育ったにも関わらず、彼らの信仰的な世話を続けながら、彼らが牧師になることができるよう助けるため、親切に受け入れてくれると表明したメソジストの教団に加入した。基督教大韓監理会(保守)の記録によると、1991年11月1日付の「加入教会地方構成及び教会住所録」にはソウル独地方の教会一覧に、ヒョウォン教会の管理者として張在亨牧師が掲載されている。「ソウル独地方」は基督教大韓監理会(保守)の教区の分け方の一つで、他には「ソウル中央地方」「ソウル地方」「中部地方」などがある。

また、1991年10月23日付の「ソウル独地方(U.C.F)全国教会住所録」にはソウル市内の3教会の他、仁川市、釜山市、大邱市などに12教会があると登録されている。このU.C.F.はUniversity Christian Fellowshipで、張在亨牧師と一緒に聖書を学び、それぞれの地方の大学でイエス・キリストの福音を伝える伝道に励んでいた基督教大韓監理会(保守)の大学生たちの集まりだ。張牧師は相手が誰であろうと分け隔てなくイエス・キリストの福音を伝え伝道していたので、伝えられた相手が統一協会の信者であった場合も差別なく福音を伝えた。その結果、イエス・キリストの十字架と復活が自分の罪を贖うためであったと信じ、救われ、クリスチャンになり、自ら統一協会を脱会した人も含まれていた。もちろん、統一協会と関係ない人たちも伝道活動の結果、群れに加わっていった。福音を伝えさえすれば、無理やり脱会させようとせずとも、人は救われ、クリスチャンになることができる。そのような力が神にあると神の愛と正義と全知全能の力に信頼して、イエス・キリストを伝えるだけで良いのだということを、張牧師のキリスト教宣教活動は証明している。

張牧師たちの群れは基督教大韓監理会(保守)に財政的に貢献できるような裕福さはなかった。むしろ張牧師みずから卸売りから買い取ったスポンジやチョコレートを路上で売って生活費を稼ぐほど貧しかった。1992年5月1日付の「教団事務所特別基金の支払い」という文書では「教団役員に配当されている事務所特別基金をまだ納付していない役員は添付の明細書を参照して未納の資金をできるだけ早く下記口座を利用して納付してくださればありがたいです」との通知がなされている。一人あたり100万ウォン、92年の為替レート0.1623で計算すると、約16万2300円だ。明細には27人の牧師が記載されている。このうち最初に名前が上がっている教団の代表者であるハン・ドンフン牧師を含めた、6名は完納済み。6名は一部納付済み。張在亨牧師を含めたその他15名が全額未納と記録されている。

この群れは後に基督教大韓監理会(保守)から独立し、基督教大韓監理会(福音)という名となった後、韓国基督教総連合会の設立時からの会員教団である大韓イエス教長老会合同福音教団に合流した。合同福音教団は1912年に創立された教団だ。

2000年10月9日大韓イエス教長老会総会合同福音と国際法人世界インマヌエル財団が共催した第85回期総会で、「大韓イエス教長老会総会(国際)、大韓イエス教長老会(高麗総信)総会法認可及び総会合同で大韓イエス教長老会(国際合同福音)教団に拡大改編・一部教団分立案」が採択された。2002年9月11日合同福音教団は第87回期分立総会で、国際合同福音教団と国際合同福音教団Bと別れた。2003年2月15日教団名を国際合同福音Bから合同福音に変更し、現在の大韓イエス教長老会合同福音教団が成立した。

https://pckr.org/council/history.htm (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=https%3A%2F%2Fpckr.org%2Fcouncil%2Fhistory.htm (日本語訳)

韓国基督教総連合会の調査で、張在亨牧師が悔い改めの覚書を書くようになった経緯は以下のとおり。他の全ての問題提起が異端対策委員会の委員長に却下された崔三卿牧師が、張在亨牧師が大学から退職金をもらったのが悪いとしつこく食い下がった。張在亨牧師は当時の群れの財政的難しさからそうせざるを得なかったと事情を説明し、委員長もその事情を責めることはなく理解した。しかし崔三卿牧師がどうしても諦めないので、委員長が張在亨牧師が悔い改めの覚書を書くことで、調査がこれ以上長引くのを打ち切ろうと提案した。張在亨牧師は結局その提案を呑んで調査は無嫌疑という結果に終わった。

2012年7月11日、韓国基督教総連合会の当時の代表会長を務めていたホン・ジェチョル牧師が、韓国基督教総連合会で起きた崔三卿牧師と張在亨牧師の間の出来事について、事情に疎い米国の韓国系教会に説明する会合で述べた言葉にこの経緯がよく現れている。韓国のキリスト教界の事情に疎いのは、在米韓国系の教会も、日本の教会も同じなので、日本のキリスト教界の人たちも、ホン牧師の説明に耳を傾ける価値はあるはずだ。

https://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/07/blog-post_12.html

ホン牧師は「張在享牧師の教団は、韓基総が最初に作成されたときの創設メンバーに入っている教団である。張在享牧師はそこの元総会長だった。これがどのような私的な感情によるのかは分からないが、崔三卿牧師と張在享牧師の戦いが始まった。だから、崔三卿牧師は張在享牧師の統一協会に加入していた人士だと追求し、異端是非をした。ここで張在享牧師の異端問題が出てくるが私とは関係ないことだ。」と、まずこの問題が自分の任期のだいぶ前から存在していることについて前置きした上で次のように述べた。

「ところが、これを7年間調査した。パク・ジョンスン牧師、イ・ヨンギュ牧師、チェ・ソンギュ牧師、キル・チャヨン牧師、オム・シンヒョン牧師、イ・グァンソン牧師このように代表会長を6代を経て、なんと7年間の戦いである。アメリカにも連絡して張在享牧師を異端に作ろうと総力を傾けた。ところで印刷物の内容を見ると、崔三卿牧師が直接異端相談所長を務めながら、5時間の間対面したりした。米国の張在享牧師を呼んで直接尋問をした。」

「だからパク・ジョンスン牧師も嫌疑なし、イ・ヨンギュ牧師も嫌疑なし、チェ・ソンギュ牧師も嫌疑なし、キル・チャヨン牧師も嫌疑なし、イ・グァンソン牧師も嫌疑なし、オム・シンヒョン牧師も嫌疑なし。6代に渡って嫌疑なしということが延々と出たということだ。その当時の調査を誰がしたのか。崔三卿牧師が直接した。そして崔三卿牧師に味方する合神のパク・ヒョンテク牧師と異端で出てきた人々が異端対策委員会メンバーになって張在享牧師を計画的に殺そうと6年の間意図した。それにもかかわらず、日が変わって、新しい代表会長になるたびに嫌疑なしと出てくる。そして、その調査をしたのは誰だ、まさに崔三卿牧師だ。キリスト教バプテストのハン・ミョングク牧師、代わりにゴ・チャンゴン牧師などすべてが有能な人なのに、この人たちがこのまま委員長をしながら、すべて異端姓がないと自ら述べた。だから、終わった。」

「だから、張在享牧師が「異端対策委員会委員のこれまで陥れた人々すべてを告発して、当時の代表会長ら全部を告発する」と言うからイ・グァンソン牧師が「そのようにはしないで」と言いながら、我々がすべて終わったから和解しようとして「公証をしてあげよう」と言った。だから、当時の代表会長イ・グァンソン牧師、総務キム・ウンテ牧師の名前で、異端の嫌疑がないと公証をしている。終わった。」

逆に、崔三卿牧師は、自身の主張した「三神論」と「月経胎孕論」について、弁明の機会を与えられたのにも関わらず、これに無礼な態度をとり、回答を拒否し、韓国基督教総連合会と韓国基督教総連合会の秩序対策委員会を誹謗した。2011年12月15日韓国基督教総連合会の役員会は崔三卿牧師の三神論と月経胎孕論に対して秩序確立対策委員会の「キリスト論はもちろんのこと神論、救援論、贖罪論を崩す異端的主張」という報告を受けた。韓国基督教総連合会定款と慣例上、各委員会の報告は役員会で受理されることで確定される。役員会は委員会の報告に重大な欠点がないとしてそのまま受理した。

同月27日に開催された韓国基督教総連合会の実行委員会では、これに不満を表明しようとした崔三卿牧師が、議場に許可なく乱入しようとし、最初から出入口で入場を止められたが、出ていくよう言われても無視して、無理やり入り、会場の真ん中に座り、議長の許諾もなしに発言をしようとした末、出席委員によって会議場の外に連れていかれた。これは何かに似てはいないだろうか。「実録 教団紛争史」の第四章で紹介されているように、日本基督教団の平山照次牧師が「日本キリスト教団は、1969年9月11日午後12時、私の眼の前で〈実質的に〉崩壊しました。」と述べたその場を紛争史は「九・一、二の主役たちは、「教会は革命の拠点である」と主張し、実行し始めたのである。反政府、反体制でないものは教会ではないと絶叫して止まなかった。そして、ついに、飯清教団議長が、それに屈したのである。妥協させられてしまった。それは連鎖反応となった。勝ったと連呼する学生、教師たちは、(やくざ)まがいの脅迫や、ヘルメットでの乱入などで、うろたえた教師たちを変節させて行った。」と記録している。

https://nehemiaharchives.blogspot.com/search/label/%E6%95%99%E5%9B%A3%E7%B4%9B%E4%BA%89

教団紛争史が「常議員会は常議員によって運営される。教会役員会は選出された教会役員によって開かれる、という、あまりに当然な原則が、吹き飛ぶように崩壊したのである。教憲第四条の『本教団は教憲および教規の定めるところにしたがって、会議制によりその政治を行う』は、無残に破られたのである。」と嘆くような会議制を破壊し、無視する所業を、韓国で、崔三卿牧師が行っていたのだ。1969年9月11日の日本基督教団と2011年12月15日の韓国基督教総連合会の違いは、暴力を行使する者らの人数だろう。幸いにも崔三卿牧師ら韓国の問題提起者の場合は2人しか議場におらず、無事排除され、「会議は大きな騒ぎもなく終了した」。

2009年9月21日から5日間開催された、大韓イエス教長老会統合教団の教団総会でも、崔三卿牧師は自身の所属する統合教団の会議制を侮り、私物化し、私利私欲のために乱用し、会議にかけないで「韓国クリスチャントゥデイとその設立者である張在享牧師に対して異端擁護言論として決議」させたことは複数回再確認されている。

2010年9月6日から10日にわたって開催された統合教団の第95回総会で「張在享牧師と韓国クリスチャントゥデイに対する異端擁護言論決議」の過程自体に法的欠陥があり不法決議だったことが当時の総会監査委(当時委員長カン·サンヨン長老)監査結果明らかになったという報告が意義なく確定した。また、2016年には統合教団の役員会で(当時総会長チェ・ヨンナム牧師、副総会長イ・ソンヒ牧師)は該当決議が源泉無効化されたことを再確認した。

2023年6月12日韓国クリスチャントゥデイが、大韓イエス教長老会統合教団に公文書を送り、これに対する事実確認を要請し、統合側総会役員会は該当決議に対して「内規の規定により手続きどおり進めず議決定足数違反が確認された」と監査指摘したことと、そのような監査委報告が定期総会に報告され確定したことを事実確認した。2023年6月17日大韓イエス教長老会統合教団が源泉無効であることを事実確認した公文書を韓国クリスチャントゥデイに送付した。2023年9月19日大韓イエス教長老会統合教団の第108回教団総会で監査委員会の報告が定期総会に報告され、確定したことを事実確認、総会で異議なく通過した。

つまり、張在享牧師と韓国クリスチャントゥデイと統合教団との間にあった事実に基づかない否定的な誤解は2010年に解消され、これが周知されるまでに複数回にわたって事実の再確認がなされ、両者の関係は正常化したということだ。

このように状況が整ったことを背景として、2023年11月3日大韓イエス教長老会統合教団総会長キム・ウシク牧師に韓国クリスチャントゥデイがインタビューし、記事が掲載された。

https://www.christiantoday.co.kr/news/357868 (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=https%3A%2F%2Fwww.christiantoday.co.kr%2Fnews%2F357868 (日本語訳)

2023年11月3日しかし、崔三卿牧師と関係の深い左派紙であるニュースNジョイがインタビュー記事が掲載されたことを、2009年の誤った決議を今だにも持ち出して非難する記事を掲載した。

https://www.newsnjoy.or.kr/news/articleView.html?idxno=305851 (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=https%3A%2F%2Fwww.newsnjoy.or.kr%2Fnews%2FarticleView.html%3Fidxno%3D305851  (日本語訳)

これに対し、2023年11月4日統合教団の決議が源泉無効であることを事実確認した統合教団の公文書を、韓国クリスチャントゥデイは紙面で示し、ニュースNジョイの主張が事実ではないことを示す記事を掲載した。

https://www.christiantoday.co.kr/news/357917 (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=https%3A%2F%2Fwww.christiantoday.co.kr%2Fnews%2F357917 (日本語訳)

この両者の応報には以下のような反響があった。

2023年11月9日「ニュースと論壇」が記事「CTは異端擁護言論源泉無効、ニュースNジョイは異端擁護言論請願」で詳しい解説を掲載。「第3回実行委員会で調査対象に追加することを決議した異端擁護言論件は請願や献議や質疑された案件ではなく、93会期専門委員に委嘱されたチェ·サムギョン牧師が会議時に即席で提案して決議したもので、個人によって公的機構である総会異端対策委員会が翻弄されたものだ。」と述べた。

http://lawtimes.net/4915 (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=http%3A%2F%2Flawtimes.net%2F4915  (日本語訳)

2023年11月15日「ゴスペルトゥデイ」に統合教団のイ・ジョンファン牧師が寄稿した記事「断罪の剣、誰が、なぜ振るのか?」の中で、統合教団における経緯を解説し、統合の異端対策委員会の間違いを指摘した。

https://www.gospeltoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=11348 (韓国語)

https://papago.naver.net/website?locale=ja&source=ko&target=ja&url=https%3A%2F%2Fwww.gospeltoday.co.kr%2Fnews%2FarticleView.html%3Fidxno%3D11348 (日本語訳)

韓国のキリスト教界の事情は複雑だが、思い込みではなく、事実に基づいて論じる必要がある。

2023年11月15日水曜日

断罪の剣、誰が、なぜ振るうのか?

大韓イエス教長老会統合教団ファルホ教会元老のイ・ジョンファン牧師による2023年11月15日付のゴスペルトゥデイ(韓国語)の記事を紹介します。原文は"[외부 기고] 정죄의 칼, 누가, 왜 휘두르나?"です。

断罪の剣、誰が、なぜ振るうのか?


何事にも手続きが必要だ




















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イエス様が安息日に会堂に入って病気になった人を癒やしたが、その光景を目撃したパリサイ人たちがイエス様に向かって律法を破って安息日に働き「安息日に病気を癒やした」と非難した。 するとイエス様は「安息日は人のためにあるものであり、安息日のために人がいるのではない。 そして安息日であっても、すべきことをしなければならない。 私は自分の仕事をしているのだ。 あなたたちがこのような良い行いに対して私を非難するのが当然なのか?」と間接的な叱責と共に、本質的なことが何なのか知らずに律法だけを前面に出すパリサイ人たちを叱った。


「総会(教団)が異端擁護言論から解除したことがないのに総会長がどうやって異端擁護言論とインタビューができるのか?」として非難する記事が報道された。このような非難の先頭に立った人々が大部分が大韓イエス教長老会統合総会異端対策委員長を歴任した人々だ。 この報道を見ながらイエス様に安息日を犯したと非難したまさにそのパリサイ人たちが思い出した。 本質的な問題については口を閉じたり、自分たちの過ちと責任を回避しながら総会長を非難するその人々は、果たしてキリストの精神が少しでもあるのか本当に気になる。


手続きはすべてのことにおいて非常に重要である。 法と規則で決まっていないとしても、倫理的・道徳的な面で守るべき規範は守らなければならない。 したがって、総会で行われるすべての問題も、手続きと規定に従って行われなければならない。 手続きを無視することで、むしろ本質が損なわれることがどれほど多いのか。 だから手続きを重要に考えるのであり、筆者も総会や老会(日本では中会、教区に相当)で奉仕しながら手続きについての重要性を強調したのも事実だ。


ところが、総会がこのような手続きに違反し、不法に他人に肉体的、精神的、物的被害を与え、長い歳月を苦痛の中で生きるようにしたとすれば、このような総会が果たして公義と真理と愛を語る資格があると同意する人がどれほどいるだろうか。 まさにそのようなことに明け暮れた人々が、総会長に向かって手続きを違反したと非難しているとは、実にあきれたことだ。 「くそまみれの犬がぬかまみれの犬を汚いととがめる」ということわざ(韓国の諺、「五十歩百歩」に相当)は、これを指すようだ。 どれほどの無謀さで、何のためにこんなことを敢行するのだろうか。


この問題の内容をこれから陳述しようと思うが、読者たちは筆者の文を読んで、誰が果たして非難を受けなければならない対象なのか自ら判断してほしい。


異端擁護メディア指定、総会決議なし


第94回大韓イエス教長老会統合教団の教団総会では「異端を支持賛同する5つのキリスト教メディアに関する研究」案を異端対策委員会に送るよう決議し、異端対策委員会はいわゆる異端専門家を自称する牧師と教授などにこの件を研究するよう任せた。 翌年の第95回総会を控えて総会に報告するための同大委実行委員会が集まって異端擁護言論研究を引き受けた専門委員から「異端擁護言論」に指定する対象としてキリスト教メディア7つについて報告を受けた。


ところが報告書には総会が決議して移送した5つのメディアと共に、総会決議や研究依頼がなかった「教会連合新聞」と「クリスチャントゥデイ」の2つのメディアが追加されていた。 そして第95回総会で7つのメディアが異端擁護言論として報告され決議された。 もちろんこの対策委員会の運営内規には「この対策委員会の実行委員会の決議で疑わしい団体や個人を研究調査することができる」と明示されている。 しかし、この件は、同委員会の実行委員会で決議された案件でもなかった。


すると、異端擁護言論として追加された教会連合新聞が研究対象でもないにもかかわらず、自社メディアを追加して報告し、決議した総会決議に手続き上の誤りがあると総会決議を批判した。 筆者はこのような批判が起きるようになった事情を調べた結果、教会連合新聞の主張が間違っていないことを確認し、総会役員会に異端対策委員会に対する特別監査を要請し、役員会の許諾を得て監査委員会の異端対策委員会特別監査が行われた。 監査結果は衝撃的で、総会決議がなされるまで、すべての手続きが不法になされたことが明らかになった。


特別監査報告内容は「1.教会連合新聞とクリスチャントゥデイは最初から研究対象ではない。 2.総会に報告された異端擁護言論報告書の採択が異端対策委員会の議事定足数と議決定足数に違反し、何人かの主導の下で行われた」ということだった。 しかし、同委員会は「最後まで適法に行われた」と偽りの主張を繰り返した。 総会特別監査の公式的な監査報告まで否定した。 良心もないことだ。


ところが問題は、第95回期総会から106回期総会に至るまで、総会役員会と同委員会がこの事実を踏みにじったことだ。 再び公式手続きを通して再研究をするか、それとも総会決議が間違っていると公布し、異端擁護言論から削除するべきだった。 ところが何を恐れたのか歴代総会長たちは皆、あたかも何事もなかったように口を閉ざしてしまった。 このような総会と異端対策委員会の行為は単純に手続きに違反したのではなく、自分たちが自らの良心を偽り、1,500人の総会の総代をだまして、韓国教会をだました犯罪行為だ。


総会も、当時は知らずに決議したものだと主張するかもしれないが、その責任は避けられない。 まるで捜査機関が集団強盗事件を扱いながら、何の関係もない人を事件被疑者に追加して起訴し、刑を受けるようにしたも同然だ。 当事者は無実の獄中生活をしているのだ。 ところが、再捜査で過ちがないことが確認されたなら、当然措置を取って釈放し、悔しさを晴らすことが当然のことではないだろうか。 ところが、無罪の人を罪人にした総会の委員会や総会の委員会の虚偽報告を決議した総会も、誰一人責任を負う人がいないまま、13年にわたって閉じ込めたのだ。 こんな団体をどうしてキリスト教団体と言えるのか! さらに異端対策委員会は、さまざまな理由をつけて、両マスコミをさらに締め付けた。 これに激怒した教会連合新聞は総会を相手に裁判所に訴訟を提起し、最高裁は総会が不法を犯したという確定判決を下した。 大韓イエス教長老会統合教団は大韓民国憲法や法律を守らなくてもいい治外法権地帯なのか?


総会の不法でこれら2つのマスコミは精神的、物質的被害だけでなく、韓国のキリスト教界で異端擁護言論という汚点を被ったまま13年を過ごしてきた。 クリスチャントゥデイは設立者であるイム·ソンス社長(牧師)が退き、会社のすべての株式を社員に配分し、後を継いで現在リュ·ジェグァン氏が社長兼記者として勤務する典型的な社員中心会社として知られている。 2代目社長に就任した柳社長は、クリスチャントゥデイと職員たちの名誉回復のために、統合総会に第94回総会監査委員会の異端対策委員会報告のうち、関連内容に対する特別監査の結果についての事実確認を総会に要請し、第107回期総会長(イ・ソンチャン牧師)は上記のような違法事実があったことを認める確認書を送った。 総会が不法行為をしたことを認めたのである。 そして、クリスチャントゥデイに再審手続きを案内することにした。


何もしないよりはましだと言うかもしれないが、総会長のこのような仕事の処理の仕方は正当ではない。 総会が誤ったことが明らかになれば、まず被害を与えた当事者に謝罪からしなければならない。 そして決議解除の次元で、総会役員会の決議で不法にクリスチャントゥデイを異端擁護報道をした人たちに対する法的措置を取る一方、総会に当時の決議を自ら取り消す報告をしなければならない。 しかし、総会の最高責任者である総会長は、まるで自分たちは何の過ちもないかのように再審を案内することにしたと報告した。 再審を案内した? 罪のない人を罪人にして13年間獄中生活をさせ「釈放される方法を教えるから、自分で勝手にしろ」というやり方だ。 罪がなければ赦しを請うべき人は「罪に定めた人」であって、「冤罪を被った人」ではない。 ところが、再び審査を要請すれば、よく見て許すかどうかをするということだ。 このようなことを「盗人猛々しい」という。 「控訴取り下げ」という言葉も聞いたことがないのか。


クリスチャントゥデイは一体何をしたというので異端を擁護するメディアと呼ばれるのか? 総会の異端対策委員会は「統一協会を脱退してプロテスタントになった張在亨氏が設立したメディアだからだ」という。 それでは張在亨氏に対して、大韓イエス教長老会統合はどのような決定を下したのか。 「鋭意注視」だった。 異端でもなく似非でもなく、彼の行動を見守るという意味だ。 異端でもないのに、彼が作ったメディアを異端擁護言論だと断罪をした? あきれたことだ。 これが大韓イエス教長老会統合教団の異端対策委員会の過去の姿だった。


根拠もなく他の教会や団体を簡単に異端として断罪してきた大韓イエス教長老会統合も、韓国教界の半分以上が異端だと断罪したWCCの会員教団ではないか。 誰が誰を異端や異端擁護言論と呼ぶのか。 身内や権力者に対しては尻尾を下げ、弱者を見ると吠える犬のように、これまで浅はかな見識で他の教会や牧師を総会を利用してネズミのように扱ってきた統合総会の異端対策委員会は本当に反省しなければならない。 しかし、歴代の異端対策委員長を務めた人の一部は反省するどころか、某マスコミを通してキム·ウィシク総会長を批判しているので、同じ教団に属した牧師であることが恥ずかしいばかりだ。


今や大韓イエス教長老会統合総会は教会連合新聞が総会長の事実確認書もなしに最高裁に提訴し「第95回総会の異端対策委員会報告は無効」という判決を受けたが、クリスチャントゥデイに送った総会長の事実確認書まで加えられ、民事訴訟(損害賠償)を請求する場合、総会は莫大な賠償をしなければならない状況に置かれたのだ。 それにもかかわらず、第107回期総会長はクリスチャントゥデイに総会の不法を認める事実確認書を発行した。 このようにした理由は、今は赦しと和解をしなければならない時期だと判断したためだ。 そこで、このような事実を第108回総会役員会報告書にもそのまま記録し、報告した。


断罪の剣


「和解と癒やし」を総会テーマに掲げたキム·ウィシク総会長は、前任の総会長の深い意志を理解し、和解の手を差し出す心境でクリスチャントゥデイとのインタビューに応じたと見られる。 総会長のインタビューが非難されることか? 自分たちが犯した過ちを代わりに悔悟する気持ちで被害者に手を差し出したことが、果たして非難されることなのか問いたい。 このような内容については最初から言及せず、一部のマスコミがいわゆる異端鑑別士たちの口になって総会長のインタビューを非難している。 総会長を「異端言論擁護者」にしたいようだ。 確かに総会で「異端断罪」という最も強力な剣を持っている異端対策委員会の委員長を務めていた人々だから、総会長一人くらい異端擁護者にすることは簡単なことかもしれない。 しかし「天におられる方が見ておられる」ということは知っておくべきである。


キム·ウィシク総会長に向かって、あらゆる毒舌を浴びせたのがわずか数日前であり、時が来たと考えているようだ。 ある面では、このような報道(?)をする者たちは、キリスト教メディアの中で最も多くの読者を持つのがクリスチャントゥデイだから、これを機会に叩いているという側面もなくはないようだ。


安息日に病気を治したと、律法を犯したとイエス様を非難したパリサイ人たちが今日再び登場し、総会という権力を利用して罪のない者を誣告し苦痛を与えたことも足りず、不法を行った自分たちに代わって、過ちを認めて和解の手を差し出す総会長に向かって手続きに違反したと非難する姿から、昔も今も悪人たちはその中で持続的に悪を吐き出し、義人に向けた断罪が止まないことを見れば聖書が真理であると確認できる。


光の実はすべての善良さと義と真実にある。

2023年6月17日土曜日

大韓イエス教長老会統合教団事実確認要請回答公文書

2023年6月17日付の大韓イエス教長老会統合教団の事実確認要請回答公文書を以下に紹介します。



公文書の日本語訳:



"福音の人、礼拝者として生きますように(詩篇50:5、ローマ12:1)"

大韓イエス教長老会総会

The Presbyterian Church of Korea

 

受 信 クリスチャン・トゥデイ リュ・ジェグァン代表理事

参 照

件 名 事実確認要請回答(クリスチャン・トゥデイ)

 

私たちの主イエス・キリストの御名において、ご挨拶申し上げます。

1.貴クリスチャン・トゥデイの「第23-676/事実確認要請書(2023.6.12)」に関連します。

2.上記関連根拠に基づく事実確認要請に対して、次のように事実確認返信しますので、ご参考ください。

―次のとおり―

ア.本教団総会異端似非対策委員会は、2009年8月20日第93-7回実行委員会でクリスチャン・トゥデイと設立者である張在亨牧師に対する異端(擁護)マスコミ研究報告書を採択し、これを2009年9月24日、本教団第94回定期総会に報告し、採択したことを事実確認します。

 

イ. しかし、2010年、本教団第94回期総会監査委員会(委員長カン・サンヨン長老)は、当時、本教団総会異端似非対策委員会を監査した結果、2009年8月20日、第93-7回実行委員会に対して「内規の規定に従って手続き通りに進まなかったし、議決定足数違反が確認された」と監査指摘したことを事実確認します。

 

ウ. このような第94回期総会監査委員会の報告は、2010年9月7日、本教団第95回定期総会で報告され、確定されたことを事実確認します。 以上。

 

総 会 長 イ・ソンジョン

書   記  チョン・フン

 

代理 キム・ヨンド 室長 イ・ウンミ 総務 アン・ヨンミン 事務総長 キム・ボヒョン 書記 チョン・フン

施行 行政・財務処-6998 (2023.6.17.)

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