2009年6月27日土曜日

崔三卿氏、証人を懐柔 異端捏造が明らかに

 山谷真氏が最も信頼する韓国の異端専門家・崔三卿氏が、証人を懐柔し、異端疑惑を捏造していたことが明らかになりました。以下に、6月26日付けの韓国クリスチャントゥデイの記事を紹介します。原文は、「이동준 씨 증언 뒤집는 결정적 자료 나와」です。

イ・ドンジュン氏証言を覆す決定的資料見つかる
「イエスを信じていなかった」との主張は結局、嘘・・・議論きれいに終結される見通し

 これまで本紙設立者に対して提起されてきた「イエス否定・十字架失敗と再臨主教義」などの異端疑惑が、捏造されたものであったことを確認する決定的資料が見つかった。結局、香港で提起されていた根拠のない疑惑と韓国でイ・ドンジュン氏の記者会見により触発された再臨主関連疑惑は、今回見つかった資料によって終結、さらに、本紙設立者に対して統一協会式「再臨主教義」をでっちあげ、異端に仕立てていった崔三卿牧師(光と塩教会)を主軸にした公然とした異端是非は、客観的な資料が現れると共に、逆風を受ける見通しとなった。

「再臨主」主張したイ・ドンジュン氏、過去には正統信仰を持っていた



▲イ・ドンジュン氏(右)は昨年開かれた記者会見で、自身がA教会で再臨主教義を教わったと主張していたが、今回決定的な反論証拠が提示された。崔三卿牧師(左)は当時イ・ドンジュン氏を訪ね、記者会見を行うよう依頼。記者会見が行われている間にも不利な質問を制止するなど、今回の事に深く関与している。


 イ・ドンジュン氏は昨年9月、崔三卿牧師主催の記者会見で、「イエスを信じず、十字架を失敗とする再臨主教義を教わった」と主張した。これは香港から何ら根拠もなく提起された疑惑と同じ主張で、崔三卿牧師は香港の疑惑提起とイ・ドンジュン氏の主張に基づき、教権を利用して本紙設立者に対する異端是非を提起した。

 「再臨主教義」とは、初臨が失敗したとの前提の下に再臨主が到来し、救いを完成するという統一協会の独特な教義に基づいたものである。しかし、イ・ドンジュン氏は、記者会見の主張とは異なり、過去の安息教生活を清算した後には正統的な教義に基づいた健全な信仰生活をしていたことが確認された。

 本紙に情報提供されたイ・ドンジュン氏の動画や感想文によると、イ氏はイエス・キリストの愛とその十字架が完全な勝利であったことを一貫して証ししてきたことが分かる。特に、イ氏は2003年3月23日にソウル・舍堂洞A教会での聖書講義を通してピリピ2章5-11節を読んだ後、「イエス・キリストは元々神さまと等しい方でありながら、罪なき方がこのような罪悪の世界に介入してこられ、すべての地位を捨て、自らすべての罪を背負って行かれた」と証しした。

 さらにイ氏は講義を通し、「(神にも人にも)見捨てられたこの十字架の場でさえ、神さまを愛し、神さまの御心に従い、そして私たちを愛する心ですべての憎しみに勝たれ、すべての苦痛に勝たれ勝利を収められた」と強調し、「アダムとエバの高慢による堕落」、「十字架による回復」、「神さまの力と御言葉により聖化の道を歩むべき聖徒の生き方」などの内容を伝えた。

 イ・ドンジュン氏はA教会を離れる前の2005年4月に作成したQT感想文でも似た内容の証しを残した。当時、イ氏はマルコ14章32-42節にあるゲッセマネの祈りを黙想した後に作成した感想文で、「彼ら(イエス・キリストから離れた弟子たち)は十字架が勝利であることを分かっていなかった。しかし、私は分かっている。それが失敗ではなく、偉大な愛の勝利であったことを」と述べた。正統的な信仰に基づいたイ氏のこうした資料は次々と見つかっている。

崔三卿牧師、イ・ドンジュン氏の家まで直接訪ねて記者会見を勧める

▲イ・ドンジュン氏が突然記者会見を開いてこうした主張を行った背景には、崔三卿牧師(写真)の懐柔があったとの疑惑が提起されている。ⓒ韓国クリスチャントゥデイDB


 こうした正統信仰を持ってきたイ・ドンジュン氏が突然「十字架を失敗と見なす再臨主教義を教わった」と主張し始めた背景が何であるかに対する疑問が増幅している。過去、イ氏と信仰的な交わりをしていたキム・ヘラン氏によると、イ氏の記者会見は本人が自ら進んで開いたものではなく、崔牧師がCCK異端委相談所長として在職していた当時にイ氏の家を直接訪ねて記者会見を開くよう勧めていたことが明らかになった。正統信仰を持っていたイ氏が「イエス否定と十字架失敗、再臨主」の主張をし始めたのは、崔牧師に会ってから後のことである。

 キム・ヘラン氏は「正しい信仰を持っていたイ氏が金銭的に試みに陥り、信仰的にも財政的にも困難な状況にあったと覚えている」と述べ、そういう時に崔牧師がイ氏を訪ねて懐柔した疑いが持たれると述べた。その後、崔牧師はCCKの名称を詐称し、イ氏の記者会見を直接的、間接的に主幹し、そのうえ崔氏が直接イ氏を自分の車に乗せて回っていたことが目撃されたりもした。このようなイ氏の言動は異端委相談所長として、相談の基本原則や姿勢さえ無視する常識外の行為であったとの指摘も出ており、イ氏の急な変化の間近には崔牧師がいるという説に説得力が増している。

 これまで崔三卿牧師は本紙設立者に対し2004年「統一協会の偽装勢力の可能性がある」として、根拠のない疑惑を提起したことがあり、これに対し韓国基督教総連合会(CCK)異端似非対策委員会が調査を行い、「統一協会との関係は無い」という公式の結果が導き出され、教界からの面責を受けたことがある。しかしながら、崔牧師はこの結果に不服従し、またも本紙設立者に対して統一協会疑惑をはじめ広範囲な次元の根拠ない疑惑を提起し、2次調査が行われたものの、これもまた結局「関係ない」という結論になった。にもかかわらず、崔牧師は根拠のない疑惑提起に対しては何ら謝罪もなく、今回の事件も当初と同じく根拠のない疑惑提起による異端捏造の手順を踏んでいるのではないかという疑いの念を抱かせる形となっている。

 さらに崔三卿牧師はイ・ドンジュン氏が記者会見によって虚偽事実の流布による名誉毀損などの嫌疑で告訴されると、客観的な立場で事実関係を見守るべき公人であるにもかかわらずCCK異端委相談所長という肩書きを利用し意見書を提出し、調査結果に影響を及ぼしたりもした。そればかりでなく、最近にはUBF宣教会も異端であると主張する香港の嫌韓派牧師まで韓国に巻き込み、イ氏とでっち上げ、異端疑惑を拡散する目的で記者会見を主導したりもした。

 ところが、正統的な信仰生活をしていたと見られるイ・ドンジュン氏に関する過去の資料が次々と見つかり、イ氏をはじめ香港で提起された「再臨主」疑惑は終結される見通しだ。また、崔三卿牧師がイ氏の主張を利用して本紙設立者を統一協会式異端に仕立てようとしたさまざまな逸脱行為は無意味となった。

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